いつもは東京の有明で行われるドリームテニスですが、
有明テニスの森が改修中のため、2018年はなんと名古屋で行われました!
会場は日本ガイシホール。
おそらく今年限りの名古屋開催になるのかな?
日本国内ではツアーレベルの大会になると、
男子と女子のトップ選手が一同に集まる機会はありません。
男女のトッププロからレジェンドたちのテニスが、
1日ですべて見られる貴重な体験ができました。
普段の試合とは違うエキシビジョンの雰囲気など、
笑いあり涙あり(笑いすぎて)の5試合をレポートします!
ドリームテニスの開始時間と終了時間・昼食・グッズなど
おそらく今後行くであろう皆さまが、一番気になることだと思います。
僕も行くまでは、何時から何時まで行われるのか全然わからなかったので、
参考にしてもらえるよう最初に書いておきますね。
1日の流れ
今回は、10時開場の11時開演。
ほぼ時間通りに始まって、1試合が大体45-50分くらいでした。
10分の休憩を挟んで、12時から第2試合という流れ。
その繰り返しで進んでいき、
13時から第3試合…
14時から第4試合…
15時から第5試合…
そして最後に、選手それぞれから挨拶があって、
終わったのが16時過ぎでした!
11月末の開催でしたが、会場内は寒くもなく暑くもなく、
2階席の上の方でも過ごしやすかったです。
昼食について
通常の大会と同じく、食事をしながら観戦することは可能なのですが、
会場には1店舗のみでした。
有明開催なら楽天ジャパンオープンみたいに何店舗かあるのかな?
休憩時間に買う人が集中するため、5-10分くらい並びました。
なので、次の試合には間に合わないと考えておきましょう。
全試合を最初から最後まで見たい場合は、会場に入る前に
昼食と飲み物を準備しておいたほうがいいですよー!
あと個人的な願望ですが、
せっかく日進食品がメインスポンサーなので、
カップヌードルとか食べられるスペースがあったら面白いなと思いました。
この少し寒い時期に、屋外で食べるカップヌードル絶対に美味しいですよね。笑
ドリームテニスのグッズ
オリジナルのグッズは販売されてなかったのですが、
スポンサー企業のブースでは催し物が色々ありました!
WOWOWやIMGアカデミーのブースでは、
加入者や登録者向けにサービスやプレゼントの配布をしていたので、
時間に余裕がある方は要チェックです!
一番目を引いたのは、メインスポンサーである日清食品!
日清食品のブースでクリアファイルが配られており、、、
そして、その隣にはクリアファイルと同じデザインの壁が!
この壁の前で、50cmくらいあるカップヌードルの模型などを手に持って、
写真が取れるスポットになっていました!すごい楽しかったです!
昼食と同じく試合開始前だとそこそこ並ぶことになるので、
試合途中など抜け出すタイミングを決めておくのがオススメ。
各試合の雰囲気や盛り上がりとか
第1試合 錦織圭 vs 鄭現(チョン・ヒョン)
鄭現(チョン・ヒョン)は入場してきたときから、体格すごいなと感じました!
あれくらい体格があれば、世界でもパワー負けしないってことなんですかね。
屋内ということもあり、打球音が心地よかったです。
エキシビジョンなので、選手の表情も柔らかく見えました。
笑顔もありつつ、リラックスしながらも打球はとんでもない
という、テニスが簡単に見えてくるから困ります。笑
プレッシャーも少ないので、お互いに普段よりもスーパーショットが多かったですね!
第2試合 大坂なおみ vs 奈良くるみ
この試合は、最初から真剣勝負でスタート!
今回初めて大阪選手のプレーを見たのですが、やっぱりサーブすごいですね。
第1試合で男子のプレーを見たあとでも、全く引けを取らない迫力でした。
でも奈良選手の高さを使ったプレースタイルも好き。
テニスって本当にテンポというかリズムが大切だなと感じました、僕はリズム感ないけど。。。
第3試合 ダニエル太郎 vs 綿貫陽介
ここもなかなかの真剣勝負でした、ただし途中からですが。
序盤は主審の方がちょっと職務放棄してまして、
“コールはしないけど解説はする”という独特の形になっていました。笑
一番特等席で観覧しているだけの人になりかけたところで、インタビューのため退席。
ここからは最後まで展開の読めない熱い試合になったのですが、
大切な場面ではプロ選手は目が変わりますね。
遠目に見ていても、集中力が高くなって質がググっと上がります!
オンとオフがあるのもエキシビならではで面白かったですよ。
第4試合 錦織圭 / 大坂なおみ vs 鄭現(チョン・ヒョン) / 奈良くるみ
ここからは一転して、和気あいあいとした雰囲気に。
シングルスのランキングは上位の錦織選手と大坂なおみ選手ですが、
ダブルスでは意外と噛み合わず(?)ミスを連発してしまい、あっさりと試合終了!
あっさりすぎたため少しだけ試合延長しましたが、それでも微妙にチグハグしていました。笑
ポイントを取って喜びを共有しようとする錦織選手と、それに乗っからない大阪なおみ選手。
2人の性格が出ていて、微笑ましかったです!
第5試合 錦織圭 / マイケル・チャン vs 内田海智 / 松岡修造
いや〜この試合は本当にたくさん笑いました!
選手たちにマイクがついているので、言葉での駆け引きやツッコミがあったり、
まさにSHOWとして魅せるテニス。
一方で言語を超えたサーカスみたいな要素もあり。。。
これ日清食品としては大丈夫なんでしょうか。笑
テニスコート内をカップヌードルの模型が右往左往する様子は圧巻でした。
あとマイケル・チャンさんは半端じゃなくうまかったです。
ボールが飛んでくる方向があらかじめわかってるなら、
全部取れるんじゃないかなってぐらい正確に返してましたし、
現役ではないとはいえ、世界ランク2位は伊達じゃないです!
ドリームテニスのここがよかった
改めて感じる選手たちの魅力
試合の雰囲気の中でも触れましたが、
全試合の終了後に、クロージングセレモニーといって、
今日出場してくれた選手の方々からあいさつがあります。
錦織選手が話していた内容が素晴らしかった。
ドリームテニスは”テニスを通じて復興を考える”チャリティー活動。
(収益金の一部がSupport Our Kidsに寄付されています)
その信念を自分の言葉でしっかり語っていました。
試合を見ていても思いますが、オンとオフがしっかりしていて、
決めるとこで決める錦織選手は本当かっこいいですね。
より一層応援していきます!
日本以外の選手も参加しているので、世界のテニスが身近に感じられる
第1・4試合で登場した鄭現(チョン・ヒョン)選手もですし、
錦織選手のコーチだからと感覚が麻痺しちゃってますが、
マイケル・チャンさんに毎年参加して頂いてるのもすごい。
台湾のルー・イェンスン選手や中国のウー・イービン選手も参加してもらえたら
アジアテニスの祭典っぽくなって面白そうですね。
あと一度でいいので読んで頂けたら嬉しいのが、マンスール・バーラミさん!
🎾🐶
Iranian former pro Mansour Bahrami, 62, also decided to join in the fun, taking on the job himself as he knelt to pick up a ball with his mouth.
👇https://t.co/MPj0TuZz7d pic.twitter.com/7AKnFbZXu2
— i sport (@iPaperSport) 2018年12月9日
もうこの写真を見るだけで面白いのは伝わりますよね!
とんでもないテクニックとエンターテイメント性で、どの会場も爆笑の渦に包まれています。
見たことないよって方は、YouTubeにたくさん動画がありますので、必見です!
バーラミ テニス – YouTube検索結果を見る
個人的な要望も書きましたが、
テニスを知らない方でも存分に笑って楽しめるイベントです。
楽天ジャパンオープンなど大会のピリピリした緊張感も好きだけど、
初めてテニスを見てみたい方には、このイベントが一番オススメ!
ドリームテニスというイベントが発展していってほしいと気持ちと同時に、
貴重なオフシーズン中のイベントなので、参加される選手たちに最大限の感謝をします!
今後も開催してもらえるよう、微力ながら日清食品をいっぱい食べることに決めた1日でした。
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