「鈴木貴男のサーブからのゲームメイク」で基本的なポイントパターンを学ぼう

4-5のサービスゲーム、相手のマッチポイントでダブルフォルトして負けてしまった。。
絶対に落とせないブレイクポイントで、威力のあるセカンドサーブを打ちたい!
そう考えている人は、きっとこの本を読む価値があります。

何よりもそう考えているのは僕なのですが(笑)
テニスの本って意外と本屋さんに置いてないですよね?
ネットでも販売してるけど、タイトルだけじゃ自分の望むことが書いてあるか分からないし、
せめて目次だけでも見れたらいいんだけどなーって思っていたのですが、
サーブ改善が急務だったので、今回買っちゃいました!

僕がこの本で学んだことを書きつつ、同じように悩んでいる人のために、
目次に沿ってこの本を紹介できればと思います!
それでは早速見ていきましょう!

はじめに

まず最初に、鈴木貴男さんの「プロにしてくれた3球攻撃」 というポイントパターンと
サービスフォームの連続写真から始まります。

この本は写真が多いのも魅力なんですが、
何より貴男さんのテニス論に触れられるのが一番面白いです。
「サーブは個性を反映させないほうが上達が早い」など、
自身の経験と一般論を組み合わせて、
読者自身が考える上でのヒントになりそうな言葉が書かれています。

グリップも基本はコンチネンタルですが、鈴木貴男さんはそれよりも薄いんですね。
スピン系のサーブが打ちやすくなると聞いたことはありますが、実際に打つとなると難しそう。
でも腕の使い方が出来ていれば、メリットも多いのかな?
確かラオニッチもこんな感じの握り方だったような。。

第1章 これだけは絶対にマスターしよう

ここでは、サーブの一連の動作を
1: スタンスやグリップ
2: トスアップ
3: テイクバック
4: トロフィーポーズ
5: ラケットダウン
6: インパクト
7: フォロースルー
8: フィニッシュ
の8つに分けて、写真と文章で解説されています。
良い例と悪い例が載ってますので、
自分自身を撮影して見比べるのがとても参考になりました。

第2章 目指すのは回転をコントロールしたサーブ

サーブを打った結果、どんな結果を得たいですか?
エースなのか、オープンコートを作るのか、ボレーしやすい球を引き出すのか。

そこで考えたいのが、どんなサーブを目指かという視点になります。
良いサーブというと、我々はついつい速度を求めてしまいますが、
状況次第で欲しいサーブは変わるんですよね。

使えるサーブすなわちポイントが取れるサーブというのは、
速いフラット、スライス、スピンと律儀に打ち分ける必要はなくて、
同じスライスでも、回転量や距離を数種類に変化させられるような
そんなサーブのほうが試合で使える。
一般プレーヤーの方には、
時速140キロのコントロールが効いた回転系サーブを目指して欲しいとおっしゃってます。

その為にどうするべきなのか、
技術だけでなく取り組み方・考え方が書かれているのが第二章です。

この中でも、印象に残ったことを1つ。
切るや擦るという考え方が大嫌いだということです。
ラケットとボールが触れている時間は0.004秒だと言われていますから、
切ったり擦ったりなんか出来ないですよね。

第3章 サーブで相手と駆け引きしよう(シングルス編)

プロのようにセンターにドーンとエースが決まると気持ちいいですよね。
フェデラーなんかだと、4連続エースでサービスゲームが1分切ったりしています(笑)

サーブのみでポイントをどんどん獲得できるなら、それでも良いのかもしれませんが、
入る確率が低かったり、リターンがうまい相手には文字通り打つ手が無くなってしまいます。
その打つ手をたくさん持つことで、相手と駆け引きしませんか?というのが三章です。

前章でも取り上げられていますが、大切なのは相手にどのポジションでリターンをさせるのか考える、
また、そのポジションでリターンさせることができるサーブをきっちり打てるのなら、
その後の展開をすごく考えやすくなります。

ここでは、鈴木貴男さんが最も得意とするもっとも得意とする、
「アドサイドでスピンサーブからオープンコートにフォアボレー」のパターンを始め、
いくつかのパターンが紹介されています。

自分自身でも、こういったパターンを構築していって、
相手との駆け引きを楽しみたいと思います。

第4章 サーブで相手と駆け引きしよう(ダブルス編)

この章では、デュースサイド・アドサイド・Iフォーメーションに分けて、
10パターンが紹介されています。

キープを目的としたときに、10パターンをしっかりマスターすることができれば
確率はかなり上がると思います。

もっと言えば、6ゲームの内の5ゲームすなわち20ポイントを
自分たちのサービスゲームで獲得することができれば、
どこかで1つブレイクできれば勝ちという結果ももたらせるはず。

高校の団体戦でも、草トーナメントでも、ダブルスで活躍する場はたくさんあります。
もちろん一人でやるものでなく、ペアとの連携が必須です。

相手をどう動かすのか考えるのと同時に、
ペアに気持ちよく動いてもらうにはどうすれば良いのかも考えたいところです。
リターンのコースを狭めること、
そして前衛がいかにプレッシャーをかけるように動けるかが大切ですね。

第5章 サーブからファーストボレーにつなごう

この間自分の動きの「サーブを打ってから、ファーストボレーまでの動き」を見て
ビックリしました。
なんでこんなにドタバタしてるんだと。
止れてないわ、ボレーの姿勢は崩れてるわ、
動きの一つ一つが独立してしまっていました。
今の僕の一番大きな課題だと考えていたので、参考になる部分が多々ありました。
流れるような動きになるために、
・サーブ後どちらの足から踏み出すのか?
・ファーストボレーを打つ場所は?
・ボレーを打ち終わった後のポジションは?
など、写真付きでしっかり解説が載っています。

また、わざわざ自分でボレーを難しくせず、
いかに楽な体制でボレーするコツだったり、
ボールの延長線上にしっかりセットできれば、ハーフボレーでも大丈夫など
守備編として、失敗しにくくなるファーストボレーの紹介もあります。

ハイボレーのコツだったり
ファーストボレーでもそうですが、結構ふかしてしまうことがあるので、
振り下ろさず、水平にというのは実践してみてとても役立ちました。

まとめ

この本には、鈴木貴男さんの長年のコツがギュッと詰まっています。
もし、あなたがサーブやポイントを獲得していく上で、なにか迷いがあるのなら
きっと役に立つことでしょう、。
ぜひ書店やネットショップにて、探して読んでみてください。