BX305・BX300・CX200を打って比較してみたよ(感想・インプレ)

ブリヂストンの“BX”とスリクソンの“CX”

違うメーカーですが名前も似てるし、同じボックス形状でスペックも似てるんですよね!

なので、購入前に打って比較してみたいなど気になっている方も多いんじゃないでしょうか。

僕もその一人で、これは比較するしかないと、サーブリターンからストロークやボレーまでシングルスのゲーム形式で打ち比べました!

より具体的にお伝えするために、僕がどんなプレースタイルでどの程度のレベルなのかを文章で表現してみたので、自分と照らし合わせながら読んでいただけると幸いです。

目次

スペックまとめと打ち比べインプレ

今回お借りしたブリヂストンのラケットは、例のごとく公式サイトより個人向けレンタルラケットに応募しました!

BX305・BX300ともに、ブラックコードが張られています。

対するCX200の方は、おそらくルキシロンの4Gかなと思います。

つづいて、スペックを確認。

ラケットスペック

BX305 BX300 CX200
フェイスサイズ 98 98 98
ウェイト 305 300 305
バランスポイント 315 320 315
フレーム厚 21.0 22.0 21.5
ストリングパターン 16×19 16×19 16×19

BX305とCX200は、フレーム厚が少し違うだけでスペック上ではほとんど同じラケットですね。

その2つよりもフレームが厚くなって、バランスがラケットヘッド側に移るとBX300なので、スイングしたときのパワーは一番期待できそう!

ここからは打ち比べたインプレになりますが、最初に書いたように僕のレースタイルレベルなどを文章にてお伝えします。

自分と照らし合わせながら読んでいただければと思います!

バリバリ打ち込んでパワーで押すタイプではなく、ボールの勢いに合わせてスイングするタイプ
サーブは、フラットはあまり使わずスピンが中心で、たまにスライスを混ぜる
フォアがとにかく苦手で、最近は妥協案としてコンチネンタルで打っています
バックハンドは両手打ちでフラット気味、スライスを使うことが多い
ボレーも多用するので、ラケットで選びでは”しなり”というか乗る感じがあるかどうかを重視

という感じでテニスしています。

では、

・ストローク
・ボレーとスライス
・サーブとリターン

の3つの項目で感想を書いていきます!

ストローク

BX305は、程よいパワーとしなりを感じました。

僕のパワーだとスピードボールをたくさんは打てませんが、ラリーのペースが上がりすぎないので、自分の打ちたい球が打ちやすかったです。

上手い人とやると、相手の思い通りにペースがどんどん上がっちゃって返すだけになりやすいので。。。

***

BX300は、とにかく素直に飛んでくれました。

スピードを保ちつつも深さが調整しやすく、いい球が打てているかなと感じられます。

これは人に使ってもらうとわかりやすくて、友人に使ってもらったときに鋭い球が来たことが一番の驚きでした。笑

***

CX200は、安定して打ち続けられるのが特徴。

合わせる感じでスイングしても、決めるために速めにスイングしても、感触が優しいし飛ばしにくいこともなかったです!

スイートスポットが大きいのかな? 安心してスイングできました。

ボレーとスライス

BX305は柔らか〜い打感。

乗る感じが強く、スライスが打ちやすかったです。

僕はこの感触で、BX305の購入を考えました。笑

***

ただ、ボレーに関しては弾いて飛んでいくわけではないので、しっかりとコントロールしたボレーを打ちたいならBX305を。

サーブ&ボレーなど時間がない中で、面だけ作って合わせるのはBX300がいいと思います。

***

CX200は、ちょうど中間くらいの性能ですかね。

ボレーもスライスも万能な感じで、回転をかけてもフラットでもそつなく使える感じが良かったです。

サーブとリターン

サーブ・リターンに関しては、BX305がちょっとシビアに感じました。

以前打ったときはそんなこと感じなかったので、もう少しテンションを落とすか、飛ぶガットにすれば解消される気がします。

ボレーと同じくスピードで勝負するよりも、深く入れる・返すことを意識して使うことが大切になるかなと。

***

BX300はいいですよ!

フラットサーブが気持ちよく飛んでくれますし、コントロール性も兼ね備えているのが印象的でした。

***

CX200もBX300と似ていますが、強いて差をあげるなら、スピンサーブなど回転系が打ちやすかったですね。

リターンもしっかり回転をかけて入れにいくなど、色々と打ち分けられました!

感想まとめ + どんな人に合うのか考えてみました

3つのラケットの共通した特徴として、どれも打ったときの感触がいいです!

あくまでボックス形状のラケットとしてですが、ちゃんとパワーもあるのが最新ラケットのいいところ。

ピュアドライブやアエロなどと比べると飛びはしませんが、パワーがあるガット選びをすれば、コントロール性を活かした気持ちいい打感のラケットになると思います!

BXもCXも似たスペックのラケットのため大きな違いはありませんが、それぞれの特徴を踏まえて合う人を考えてみました。

BX305が合いそうな人

BX305は、やっぱりしなりが味わえるのが良かったです。

昔ながらのボックスな打感なのに、今のテクノロジーでパワーもプラスされている感覚!

早い展開よりコントロール重視で展開を作りたい方など、派手なプレーより堅実に攻めたい方に合うのではないかと。

あとは、僕と同じくスライスを打つのが好きな方がいれば、ぜひオススメしたいです!

BX300が合いそうな人

3つの中では弾き感があるので、スピンもかかる方なのがBX300。

いい球も打ちたいし、打感もこだわりたい。

いわゆる黄金スペックなパワーがあるラケットを使っていて、振り切れずアウトが多い方や打感に悩んでいる方には、BX300を一度打ってみてほしいですね。

とくに、ダブルスでストロークもボレーも色々と打つ方にオススメ。

CX200が合いそうな人

CX200は総合力が高いラケットでした!

ストロークのときにも言いましたが、どこで当てても、当たってしまっても、優しいというか飛びが悪くなったりしにくいです。

なので、シングルスを中心にプレーされていたり、いろんなプレーに対応する必要がある方にCX200は合うような気がします!

サーブから展開を作ったり、リターンでも受け身になりすぎず、打ち負けたくない方にオススメしたいラケット。

DUNLOP(ダンロップ)CX200 硬式ラケット

BX305に合うガットを探して、いくつか打ってみました

3つのラケットを打ち比べてみて、僕は今のところBX305の購入を考えています。

ただ、ブラックコードは僕にはパワー不足なので、飛びがいいガットを探してみるつもりです。

ラケットの性能だけで十分にボールが乗る打感が味わえるので、飛ぶガットにしても打感が損なわれるなどの問題はないはず!

本当はAKPROといったナイロンを張るのがいい気がしますが、1ヶ月くらいで切れそうなのでちょっと厳しいかな。。。

以前打ったときのレーザーコードなどポリ系を試してみて、BX305に合うガットを見つけたら、またお伝えします!

追記:いろいろ張って張って使ってみました!

ポリツアープロ 1.25

好き。ずっと使っているのもありますが、持つ感じと飛ぶバランスがいい
でもBX305だと、ちょっと飛ばなくなります(BX300ならよさそう)
毎回しっかりスイングすることが求められる。

ファイヤーストーム 1.25

もーっちりした打感 + 反発力も結構あります(ポリツアープロより飛ぶ)
ボールスピードを必要せず、コントロール重視なら、運ぶ感じの強いこれだと思います!
ストリングも安くていいのですが、テニス専門店じゃないと置いてないかも。

アイスコード 1.25

ぐしゃっとなる。ガットが凹むような、一回ボールを掴む感じがあります。
ただ、BX305はラケットも柔らかいので、ちょっと持ちすぎに感じます。
このストリングは硬いラケットのほうが合うんじゃないかな?

ミクロスーパー 1.30

飛ぶ、けど回転がかけにくいです。
あとナイロンの割には、硬さを感じます。
ただコスパはいいので、テンションを低めで張ってみるのがいいかも。

AK PRO 1.31

なかなかいい感じ。飛ぶ感覚も持ちもいいので、バランスが取れています!
ただ耐久性が低い。
週1のテニスで1ヶ月持たずに切れてしまいました。

GOSEN(ゴーセン)AK PRO エーケープロ

合うガットまとめ

・耐久性を気にしないならマルチのナイロンを張る

・ポリを30-40ポンドの間くらいまで思い切ってテンションを下げる

このような選び方、張り方をすると、ちょうどよいバランスになりそうです!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次