アシックスのテニスシューズは人気が高く、練習コートに行くと履いている人が多いですよね!
プロでも「あれ、この人アシックスだったっけ?」と、いつの間にかシューズだけアシックスを使っている選手もいたりと、世界的にも評価されています。
そんなアシックスのテニスシューズですが、上位モデルを4種類展開中。
- プレステージライト3
- ソリューションスピードFF2
- ゲルレゾリューション8
- コートFF 2/NOVAK
それぞれのサイズ感や注目ポイントなど、履き比べてみた感想をお届けします。
通気性もよく、軽い足取りで快適にプレーできる「プレステージライト3」
プレステージライト3のサイズ感
プレステージライト3は、全テニスシューズの中で最軽量の部類に入ります!(27.0cmで298g)
かかと周りもスッキリと履きやすく、いやな圧迫感もありません。
サポート力も、そこまで激しくプレーする人でなければ、必要十分なレベルに達しています。
プレステージライト3のポイント
ほかのアシックスのモデルに比べて、メッシュ素材を多く採用。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 通気性がよく、それでいて、消耗しやすい箇所にはバッチリ補強されていますよ。 [/chat]
また、アウトソールのパターンも、次への一歩が軽い「セパレート」タイプ。
反発性が高められているので、快適にプレーしやすくなっています。
ちょっとだけ気になった点
軽さを追求しているモデルのため、耐久性に関しては、そこまで高くありません。
土日やテニススクールで週に1,2回プレーするくらいであれば問題ありませんが、部活動などでゴリゴリにテニスする人には、物足りなく感じるかも。
また、このプレステージライト3は、オールコート用モデルはなく、「オムニ・クレー用モデル」のみとなっているので、ご注意を。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 週に何度もプレーする場合や、オールコート用が必要な人は、次に紹介する「ソリューションスピードFF2」のほうがいいかも [/chat]
プレステージライト3の評価・感想まとめ(オススメできる人)
プレステージライト3は、必要十分なサポート力とすばらしい軽量性で、パワーがなくてもプレーしやすいテニスシューズです。
ワイドモデルもあるので、これからテニスを始める人から、プレー頻度がそこまで高くない人まで、おすすめできる履きやすさですよ。
オムニ・クレーコート用はこちら
軽量モデルながら、動きのサポートもしっかりしている「ソリューションスピードFF2」
ソリューションスピードFF2のサイズ感
シューズ重量は、27.0cmで337gと軽め。
前作のソリューションスピードFFと比べて、横幅は少し狭くなったようにも感じます。
というのも、アッパー素材が分厚くなり、サポート製・耐久性が高められたからかと。
履いた感覚は変わりないのですが、実際に動いたときにしっかり支えてくれました。
ソリューションスピードFF2のポイント
名前の最後につく「FF」は、アシックスが新たに開発した新素材の「フライトフォーム」。
軽量性とクッション性を両立しているのが特徴で、ミッドソールに搭載されています。
アウトソールは「セパレート」で、オムニコート専用のソールパターンが使われているので、グリップ力も高いです!
また、補強材のTWISTRUSS(ツイストラス)も搭載され、蹴り出しとねじれに強くなりました。
ちょっとだけ気になった点
また、アッパーが硬くなったことで、蹴り出すときなどシューズが屈曲したときに「ペコペコ」なるんですよね。
これはシューズが屈曲するラインが決まっている(以前のモデルほど柔軟ではない)のが理由かなと。
[chat face=”tenikoala_sad1.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] そのラインと実際に足が曲がる部分がずれることで、想定されていない部分が曲がるとペコペコしちゃう気がします。 [/chat]
対策として、かかとをしっかり合わせて履くことを意識してみてください。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] あとは履き慣らすことでも解消されていきますよ [/chat]
ソリューションスピードFF2の評価・感想まとめ(オススメできる人)
ソリューションスピードFF2は、動きをサポートするフィット感と、一歩が速くなるような軽さが特徴のテニスシューズです。
他のモデルと比べて少しタイトな感じはしますが、今時のプレースタイルに合った耐久性を手に入れたと思います。
ダブルスでサービスダッシュなどが縦の動きが多い人にオススメです!
オールコート用はこちら
オムニ・クレーコート用はこちら
安定性とクッション性のどちらにも優れた「ゲルレゾリューション8」
ゲルレゾリューション8のサイズ感
シューズの重さは、389g。
横幅は、ソリューションスピードFFよりも余裕がありました。
土踏まずあたりから、つま先にかけて、全体的に広くなっている感じです。
あとは、ライニング(シューズ内側の素材)の肌触りがよく、履いていて心地いい。
それでいて、かかと周りは懐が深いフィット感に優れています。
レゾリューション8のポイント
レゾリューション8になって新しく追加されたのが、
「DYNAWALL(=ダイナウォール)」。
「ダイナウォール」は、シューズ外側に大きめの樹脂パーツを搭載し、左右への切り返すとき、足をしっかり支えてくれます。
パワーロスが少なくなるので、効率のいい動きにも繋がり、長時間のプレーでも疲れにくいです。
ちょっとだけ気になった点
このシューズに関しては、ほぼ欠点はないのですが、強いてあげるとすれば、アッパーが硬いことによる「ペコペコ感」。
ただし、ほかのモデルと比べて、かなり改善されています。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] おそらく最初の数回で、自分の足に馴染んでくるのではないかなーと。 [/chat]
レゾリューション8の評価・感想まとめ(オススメできる人)
ゲルレゾリューション8は、長時間のプレーでも安定して動けるテニスシューズです。
もともと優れたシューズだった「レゾリューション7」から、さらに完成度の高いモデルへと進化しました!
クッション性と反発性のバランスがよく、特にシングルスに向いていますよ。
毎日激しくプレーする人から、始めたばかりの初心者の人にも、すべての人にオススメしたいキングオブテニスシューズです。
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しっかり走って、ガッチリ守れる「コートFF 2 / NOVAK」
コートFF 2 / NOVAKのサイズ感
重さは、27.0cmで392g。
レゾリューション8と、ほぼ同じですが、こちらのほうが軽く感じます。
個人的に大好きな「シュータン一体型」で、フィット感が高いのも関係あるかもしれませんね。
横幅は、ソリューションスピードFFと似ていて広くはないです。
アッパーを含め、全体的に固めの作りなので、包む感じの履きごこちではありません。
かかと周りはぴったり収まるものの、柔らかい感じではないので、好き嫌いが分かれる部分かなと(僕は好きです)。
コートFF 2/NOVAKのポイント
コートFF 2/NOVAKで目を引くところは、シューズ内側の補強がアウトソールから繋がってきているところ!
ここまで補強されていると、穴が空きやすい人でも安心。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] というか、もはや安全ですね。笑 [/chat]
また、コートFF 2/NOVAKの最大の特徴は、アウトソールが「セパレートタイプ」なことかと。
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安定性を重視するガッチリ系モデルは、ほとんどがフラットタイプなんですが、コートFF 2/NOVAKは、セパレートタイプを使用し、反発性を重視!
それと合わせて、ソリューションスピードFF2と同じく、TWISTRUSS(ツイストラス)が採用されているのもポイントです。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] この2つの機能性により、ガッチリ系ながら、スピード感のあるモデルに仕上がっていますよ! [/chat]
「コートFF 2/NOVAK」は、「ソリューションスピードFF」の耐久性をさらにアップさせたモデルかなと考えています。
ちょっとだけ気になった点
気になる点は、シューレース(靴ひも)が細いタイプなんですよね。
テンションをかけて結びにくくなったり、解けやすかったりしそうなのが気になるところ。
アシックスから販売されている「パワーホールドシューレース」に変更すると、さらに履きごこちが良くなりそうですね。
▼参考:「パワーホールドシューレース」はこちらで紹介しています
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コートFF 2/NOVAKの評価・感想まとめ(オススメできる人)
コートFF 2/NOVAKは、高耐久ながら動き出しのスピードに優れたテニスシューズです。
ソリューションスピードFFの軽やかさをなるべく維持しつつ、全体的に耐久性をアップさせた印象。
コートをガシガシ走り回る人に、ぴったりなシューズだと思います!
ちなみに、「コートFF 2」と「コートFF NOVAK」の作りは共通で、機能性などに違いはありません。
ただし、「コートFF 2」にはオールコート・オムニ・クレーの両モデルがありますが、「コートFF NOVAK」はオールコート用のみの展開なので、ご注意ください。
オールコート用はこちら
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アシックスのテニスシューズを履き比べてみた感想まとめ
アシックスのテニスシューズは、どのシューズを履いてみても、完成度の高さが素晴らしいです。
[chat face=”tenikoala_smile1.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 迷ったらアシックスと言っても過言ではないほど、どれを選んでも間違いないでしょう! [/chat]
一方で、アッパーの硬さが気になる人もいますよね。
ほかのメーカーからも、似たようなコンセプトのシューズが出ているので、そちらをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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