CX200 OSをゲーム形式でプレーした感想(インプレ)
【プレースタイル】と【評価基準】
- ■プレースタイル
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【ストローク】
コンチネンタルのフォアハンド
両手バックハンド(片手スライス多用)【ネットプレー】
ネットに出る頻度高め
フラットに当てて返す【サービス】
スライスとスピンがメイン
フラットはあまり打ちませんストロークよりも「ネットプレー」と「サーブ」を重視しているプレーヤーです
- ■評価基準
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【ストローク】
パワーよりも安定感
ミスせず打ち続けられる【ネットプレー】
掴む感覚がある
ボールの深さ調整がしやすい【サーブリターン】
十分なスピン性能がある
自信を持ってセカンドを打てる
ブロックリターンしやすい
(スイングしなくても打ち負けにくい)上記のポイントを踏まえて評価をつけています!
\「ちょい薄デカ」と称して、4本を比較してみたので、こちらもご参考ください!/
ストローク:懐が深く、質が高まる!
5段階評価
柔らかい打感で、いやな振動も全然なし。多少外すとボールが飛ばないといったこともなし!
普通にスイングするとフラット寄りの球質になりますが、かけようと思えばスピンもしっかりかかってくれる感じがありました!
伸びがいいというよりは、安定してコートに収めやすいスピードで打てるのがいいところ。
ちょっとマニアックな部分ですが、ロブに近いような軌道のボールが打ちやすいのが印象的でした。
ネットプレー:当てるだけで飛んでくれる
5段階評価
ボレーは、ストロークと比べるとけっこう飛んでいきます。
合わせてスイングしたときよりも、当てただけのときのほうが飛んでいきやすいのがちょっと不思議な感じ。
そのためか、コースを狙っていくとなると、ちょっと長短の調整がしにくかったです。
そこまでシビアにならず、ただ相手コートへと返し続けるのはかなり安定します!
サーブリターン:アシストは少なめでスピンはかかる
5段階評価
サーブに関しては、スライスやスピンはかけやすい一方で、スピードは少し出にくい感じがしました。
速いスピードでドーンと打つよりも、コースや球種の打ち分けで勝負する人のほうが合ってるかなと!
リターンは、動かされたり跳ねてきたときでも、きちんを返せる面の安定性がありました!
しっかり打ち返すのも、勢いを落として深く返すのも、どっちも打ちやすかったです!
CX200 OSの頼もしいところ
ストローク中の安心感・安定感がすばらしい
個人的にCX200 OSで一番のお気に入りポイント!ぶっ飛んではいかない程度のパワーが、自分のストロークをサポートしてくれます。
ちょっと体制が悪いときだったり、詰まり気味になったときでも、ボールの勢いが保たれやすいと言いますか、いつもより安定感が底上げされる感覚がありました。
98インチと比べると、パワーがすごいあるというわけでなく、ごまかしがききやすいといったほうが語弊がないかもしれません。
たわみがありつつも、芯はハッキリしている
ボールを掴む感触がしっかり感じ取れるのですが、それと同時にボールを点で捉えたような感触もあります。
ぼやける感じがほぼ無いので、打ってて気持ちがよく、なんとなくスイングのテンポもとりやすいです!
こういった部分もあって、ストロークが安定するのかなと思いました。
CX200 OSに求めちゃいけないところ
CX200と比べるとコントロールに欠ける
このラケット自体に、不満な点はありません。ただ「CX200」や「CX400TOUR」と比べると、意図していないところへボールが飛んじゃう感じがしました。
ストローク中には感じなかったけど、ボレーのときに「あ、そこまで飛ぶんだ」ってことがあって、使いこなせるまでに、ちょっとだけ慣れが必要かなーと。
「苦手を補うには、すごくいい。得意なところを伸ばそうとすると、少し物足りない。」という印象です。
【結論】CX200 OSは「プレーも使用期間も、長く付き合える相棒となる」テニスラケットである
コントロールに優れた「CX200」シリーズの中で、フェイスサイズが大きいCX200 OS。
振り抜きが良くないといったこともなく、フレーム厚がやや薄めながら、パワー不足を感じることもない絶妙なスペックだと思います!
ただしなるだけの柔らかい打感ではなく、芯のある打ち応えも魅力のひとつ。スイングスピードに頼らずとも、一定の速度が出せる、安定したボールを打ちやすく感じました!
僕のように自分のパワーにそんなに自信がなく、CX200を使いこなせるか迷っている人はぜひ選択肢に加えて欲しい一本です!
- フィーリングに優れた、そこそこの飛びのラケットが欲しい人
- 自分のパワーに依存しない寛大さがあり、長く使い続けられるラケットをお探しの人
におすすめします!