いざテニスラケットを買おうとしても、たくさん種類があって迷ってしまいますよね!
調べてみても、なんか聞き馴染みのない言葉や数字が並んでいて混乱しちゃいませんか?
今回は、そんな初心者の人に向けて、最初の一本にどんなテニスラケットを選べばいいかザックリ解説!
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] あれこれ難しい解説は一切なし!シンプルな考え方で選べる方法をお伝えします。 [/chat]
初心者のテニスラケットの選び方で一番大切なのは、デザイン(色)で選ぶこと
僕がお伝えしたいコツは、たったひとつ。
初めてのテニスラケットは、デザイン(色)で選ぶ
ということです。
「え?ラケットを調べると、なんか数字とか色々書いてあるじゃん。」
と思うかもしれませんが、初心者の場合はそこまで気にする必要はありません。
その理由は、その数字があなたに合っているか誰にもわからないからです。
テニスラケットを調べると出てくる用語(数字)の意味
まず、テニスラケットを構成する用語(数字)を総称して「スペック」と呼ぶのですが、スペックが意味するのは「このテニスラケットのボールを飛ばす力」なんですね。
経験者の場合は、自分のレベル・今使っているテニスラケットに合わせて、どれくらいボールが飛んでほしいかをスペックの数字の大小で判断しています。
ただ難しいのは、同じテニスラケットでも個人の感覚によって印象が変わりやすいんですよね(だからこそテニスラケットの種類が豊富なのですが…)
テニス初心者の場合は、判断基準をまだ持っていないから、好きなデザイン(色)のテニスラケットを買おう
経験者と比べて、自分のレベル・テニスラケットがない=まだ判断基準を持っていない初心者は、そこまでスペックを気にしなくても大丈夫。
なぜなら、これから始められる初心者の方は「伸びしろ」がたくさんあるからです!
- ストロークができるようになる
- ラリーが続くようになる
- ボレーやサーブを覚える
と、どんどん上達していくと思います。
できること・苦手なことがわかってくると、
- 長所を活かせるテニスラケット
- 自分の弱点をカバーできるテニスラケット
など、自分にとって必要なテニスラケットも具体的になります。
コートでいろいろな人のプレーを見る機会が増え、上手な人が使っているラケットが気になったりすることもあるでしょう。
だからこそ、まだ何色にも染まっていない初心者には、デザイン(色)でラケットを選んで欲しい。
ラケットは、テニスをしている時のあなたの体の一部になるもの。
服を選ぶのと同じように、好きなデザイン(色)で選ぶといいですよ。っていうのが僕なりの提案です。
お気に入りのデザイン(色)のテニスラケットを買って、テニスした方が楽しくありません?
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 今あれこれ調べて合ってそうなラケットを選ぶより、1本目は好きなデザイン(色)のテニスラケットを買って、2本目を買いたくなったとき用の判断基準にしましょう! [/chat]
次の項目では、好きなデザイン(色)でテニスラケットを選ぶための「これだけ覚えておけば大丈夫」な内容をお伝えします。
あとは「2つ」の数字だけ覚えておけば、初テニスラケット購入の大失敗はなくせます
デザイン(色)で選んだテニスラケットを購入する前に、一つだけ確認しておきましょう。
それは、上級者向けのテニスラケットを避けるために覚えておきたい2つの数字です。
テニスラケットを調べると、いろいろ出てくるスペックのうち、
- フェイス面積=テニスラケットの面の大きさ
- テニスラケットの重量
この2つのスペックさえ気をつければ、初心者のテニスラケット選びの大失敗は避けられます!
フェイス面積とラケット重量について
フェイス面積は「98-105inch²(インチ)」の範囲にあるものを選ぼう
フェイス面積とは、テニスラケットのボールが当たる部分(面=フェイス)の大きさです。
フェイス面積が大きいほどボールがよく飛ぶんですが、この数字が「98-105inch²(インチ)」の範囲に入っていればOK!
テニスラケットの重量は「270-305g」の範囲にあるものを選ぼう
テニスラケットの重量は、重いほどラケットをスイング(振る)するときにパワーが必要。
なので、この数字が「270-300g」の範囲にあれば大丈夫です!
[box02 title=”2つの数字まとめ”]
- フェイス面積が、98-105inch²(インチ)
- テニスラケットの重量が、270-300g
[/box02]
これで極端なスペックのテニスラケットは除外できるので、安心してください。
[chat face=”tenikoala_smile1.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] すでにテニスラケットを調べたことがある人は、お気づきになったかもしれませんが、大体はこの範囲内に収まるので、けっこう自由にテニスラケットを選べますよ [/chat]
男性と女性で、選び方の基準・違いはあるの?
今あるテニスラケットの平均的な数字は、
- フェイス面積:100inch²(インチ)
- テニスラケットの重量:300g
くらいになるのですが、
この数字は、だれにでも扱いやすいスペックということで、
なんて呼ばれたりしています。
なので、この数字を参考に、
初心者の男性は、
フェイス面積:98-102inch²(インチ)
テニスラケットの重量:280-300g
初心者の女性は、
フェイス面積:100-105inch²(インチ)
テニスラケットの重量:270-290g
迷ったときは、この数字を参考にしてみてください。
これで、ほぼ間違ったテニスラケット選びをなくせるでしょう。
(追記)グリップサイズについて
テニスラケットを探していて、グリップサイズってなんぞやと思われた初心者の人に向けて追記します!
たとえば、ネット通販でテニスラケットの購入ページにて、カートに入れようとしたら、
グリップサイズ | G1 | G2 | G3 |
○ | ○ | ○ |
みたいな表記に出くわしますよね。
グリップサイズとは、テニスラケットを手で握る部分の太さ。
各サイズ3mm程度の違いなんですが、わずかに太さが違います(握ってみると、けっこう違います)。
G1→G2→G3と、だんだん太くなっていくのですが、男性は「G2」・女性は「G1」を選べば大丈夫。
手が大きい人はワンサイズ大きくても問題ないですが、迷っているのであれば小さいサイズにしてくださいね。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] なぜなら、あとから細くするのは難しいですが、太くすることは比較的かんたんだからです。 [/chat]
テニスショップ・スポーツ用品店で買うときは、グリップエンド(テニスラケットのグリップ側を上にして持っている状態)に、記載されているので確認しましょう!
そうは言われても選べないよって初心者のために、オススメのテニスラケットを色ごとに紹介!
気になっているテニスラケットは、範囲内に収まっていたでしょうか?収まっていた場合は、それに決めちゃって大丈夫ですよ!
やっぱりたくさん種類があって選びにくい人もいるでしょう。
そこで、僕がオススメしたいテニスラケットを色ごとに紹介します!
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] さきほどのスペックの範囲内を満たすテニスラケットだけに絞ってあるので、ビビッときたデザイン(色)のラケットを選んじゃってください [/chat]
言葉の並び方として、「色:メーカーの名前(カタカナ表記) – ラケットの名前(カタカナ表記)」になっていますので、参考にどうぞ。
赤系:YONEX(ヨネックス) – VCORE(ブイコア)
ヨネックスは、日本が世界に誇る「Made in Japan」のテニスメーカー。
燃えるような赤色に、水色の差し色がオシャレですね。
ボールを打った感触がしっかり手に伝わるので、打つのが楽しくなるモデルです。
ブイコア 100
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
300g
|
ブイコア 100L
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
280g
|
ブイコア エリート
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
270g
|
赤系:HEAD(ヘッド) – RADICAL(ラジカル)
鮮やかなオレンジとシルバーでコート映えするカラーリング。
写真より実物の方がキレイなんです。
ラジカルSのほうは、初心者向けとして隠れた名品だと思っているので、色が気に入った人は使ってみて欲しいなーと。
ラジカル S
フェイス面積
|
ラケット重量
|
102inch²
|
280g
|
ラジカル ライト
フェイス面積
|
ラケット重量
|
102inch²
|
260g
|
青系:YONEX(ヨネックス)EZONE(イーゾーン)
ヨネックスは世界的にも人気を伸ばしていて、どのテニスラケットも完成度が高いです。
このイーゾーンも、一度使うと「やっぱりテニスラケットじゃないと…」と使い続けてしまうほどファンが多いのも特徴。
長年使い続けられるテニスラケットを探している人はいかがでしょうか?
イーゾーン 100
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
300g
|
イーゾーン 100L
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
285g
|
イーゾーン 100SL
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
270g
|
青系:Babolat(バボラ)PUREDRIVE(ピュアドライブ)
伝統ある”元祖”黄金スペックのテニスラケット。
青いラケットといえば「ピュアドライブ」と知名度も高く、ボールを飛ばすパワーに優れ、多くの人から愛されています。
ピュアドライブ
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
300g
|
ピュアドライブ チーム
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
285g
|
ピュアドライブ ライト
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
270g
|
青系:Wilson(ウィルソン)ULTRA(ウルトラ)
ネイビーをベースに、明るいブルーとホワイトで彩られたテニスラケット。
世界シェアNO.1のテニスメーカー「ウイルソン」が世に送る、ストロークだけでなく、ボレーのしやすさも考えられているテニスラケットです。
ウルトラ 100L
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
280g
|
ウルトラ 100UL
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
260g
|
黄色:Babolat(バボラ)PUREAERO(ピュアアエロ)
プロアマ問わず人気で、コートに行けば見ない日はないと言っても過言じゃないほど。
ボールに回転(スピン)をかける能力が高く、初心者から上級者まで、みんな満足して使えるテニスラケットです。
ピュアアエロ
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
300g
|
ピュアアエロ チーム
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
285g
|
ピュアアエロ ライト
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
270g
|
黄色:HEAD(ヘッド) – EXTREME(エクストリーム)
少し蛍光がかったイエローグリーンが特徴。
こちらも、さきほどのピュアアエロに負けず劣らず、回転(スピン)がかかりやすいテニスラケットに仕上がっています。
エクストリーム MP
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
300g
|
エクストリーム MP ライト
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
285g
|
白系:YONEX(ヨネックス)EZONE NO LIMITED(イーゾーンエヌオーリミテッド)
イーゾーンを使用する大坂なおみ選手の限定カラーモデル。
昨日などは一緒なので、好きなデザイン(色)のほうを選んでもらえれば!
[chat face=”tenikoala_sad1.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 限定品なので、すでに売り切れちゃってたらごめんなさい [/chat]
イーゾーン 100 NO LIMITED
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
300g
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イーゾーン 100L NO LIMITED
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
285g
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白系:DUNLOP(ダンロップ)SX 300 TEAL(エスエックス300ティール)
ダンロップは「質実剛健」がぴったりのテニスメーカー。
上級者から好まれているイメージが個人的にあって、それだけしっかりしたテニスラケットなのかなーと。
ブルーグリーンとの配色バランスもよく、似たカラーリングのテニスラケットがないので、人とかぶりにくいのもいいですね。
SX 300 LS ティール
フェイス面積
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ラケット重量
|
100inch²
|
285g
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SX 300 ライト ティール
フェイス面積
|
ラケット重量
|
100inch²
|
270g
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初心者のテニスラケットの選び方まとめ
テニスラケット選びは種類が多すぎて難しく感じてしまうかもしれませんが、知れば知るほど楽しい世界でもあります。
ただ、まず最初はあれこれラケット選びで悩まずに、ボールをたくさん打ってテニスを楽しみましょう!
[chat face=”tenikoala_smile1.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] そのうちテニスをするのと同じくらい、テニスラケットを調べるのが楽しくなりますよ! [/chat]
これからテニスを始められる初心者の皆さんの、お役に立てていればうれしいです。
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