ヨネックス「パーセプト104」のインプレ・感想【#それは完”壁”かの如く】

目次

Percept 104をゲーム形式でプレーした感想(インプレ)

【プレースタイル】と【評価基準】
■プレースタイル

【ストローク】
 コンチネンタルのフォアハンド
 両手バックハンド(片手スライス多用)

【ネットプレー】
 ネットに出る頻度高め
 フラットに当てて返す

【サービス】
 スライスとスピンがメイン
 フラットはあまり打ちません

ストロークよりも「ネットプレー」と「サーブ」を重視しているプレーヤーです

■評価基準

【ストローク】
パワーよりも安定感
ミスせず打ち続けられる

【ネットプレー】
掴む感覚がある
ボールの深さ調整がしやすい

【サーブリターン】
十分なスピン性能がある
自信を持ってセカンドを打てる
ブロックリターンしやすい
 (スイングしなくても打ち負けにくい)

上記のポイントを踏まえて評価をつけています!

ストローク:まっすぐ飛んでいく

5段階評価

なかなかほかにないレベルで、フラット系のショットが打てます!

スピンはかけようと思えばかけられますが、自然とかかってくれる感じはありません。

むしろ、ネットのすぐ上を通るようなボールを打つことで良さが出るラケットではないかと。

フェイスサイズは大きいですが、ボールがどう当たったかという感触もぼやけることなく、コントロール性に優れていると感じました!

ネットプレー:当てて返すことに特化している

5段階評価

ボレーもストロークと同じく、かなりコントロールしやすいです!

軽くてトップヘビー気味ではあるものの使いにくいとは感じず、飛びすぎることもないのがいいところ。

ラケットフェイスに当てさえすれば、「とりあえずOK」と言えるような及第点のボレーになるのが、一番の魅力でしょうか。

クオリティはともかく、決めるときもつなぐときもミスしてしまう回数がぐっと減りました!

サーブリターン:コースを狙いやすい!

5段階評価

サーブはスピードがそこまで出やすいタイプではないので、自分自身のパワー次第といったところです。

スピン系は楽でもむずかしくもないですが、ストロークやボレーのように相手のボールに依存しないで打てるので、回数を重ねるうちにだんだん安定してかけられるようになりました!

リターンは、しっかりスイングするとなると、少しだけタイミングがシビアに感じます。

速いサーブが来ると、ちょっと力負けしそうになるので、ブロックするように打ち返したほうがいい感じです。

Percept 104の頼もしいところ

フラット系のボールが打ちやすい

ヨネックスの公式サイトでも「クラシカルな球持ち」と紹介されているだけあって、フラットな球種が得意のラケット。直線的なボールで、コースを狙いにいきやすいと感じました!

「フェイスが広いから」とスピンを期待する人との相性はイマイチ。合わせて返球するタイプの人のほうが相性がいいと思います!

ただ、しなり感は結構あるので、スライスショットは打ちやすい部類です!

広大なスイートスポットがあるので、打ち損じがあまりない

定番と言える100インチより大きい104インチは、さすがと言うべきスイートスポットの広さで、ラケットがブレることなくボールを打ち返すことができました

飛びすぎることもないので、ストローク・ボレーともにかなり安定して打てるのがいいところです。

仮に98インチのラケットから4引くと94インチ。かなりハードなラケットという印象になるので、こう考えると4インチって意外と大きな差がありますよね。

Percept 104に求めちゃいけないところ

思ってたほどパワーがあるわけではなかった

104インチ自体、自分が初めて打つフェイスサイズだったので、普段のラケットと比べてすごいパワーがあるんだろうなと勝手に想像していました。

もちろん、98インチのラケットよりパワーはありましたが、打ってて楽だなーと感じるほどではありません。

どちらかと言うとコントロール寄りで、ボールをしっかり捉えられる許容範囲が広くなっているラケットです。

【比較】Percept104とPercept100は違う方向性のラケット

扱いやすさで言ったら、Percept100のがほうが間違いなく楽です。

ボールの飛びもよく、中でもストロークでのスピンのかけやすさに差があると感じたので、積極的にスイングしたり、オールラウンドに使いたい人は、Percept100を選んだほうがいいです。

Percept104は「Percept97のフェイスだけが大きくなったバージョン」だとイメージしてもらったほうが想像つきやすいかと思います。

【結論】Percept104は「コントロール重視で少しのパワーを補える」テニスラケットである

Percept104は、フラット系でコースを狙っていきたいけど、もう少し扱いやすいのが欲しいという人にぴったりなラケット。

個人的には「いつものVX305がもし104インチだったら」的な感触があり、けっこう好きなタイプなので、乗り換えようかなと感じました!

「104インチとか大きすぎ」という思い込みはもったいないです。ボールの安定感に大きく寄与してくれるのは大きなメリットではないでしょうか。

フラット系の人であれば、レベルを問わず使いこなしやすいラケットに仕上がっていると思います!

  • ボールを捉える場所がバラバラで打球が安定しない人
  • 毎回毎回フルスイングはせず、合わせて振ることが多い人

におすすめします!

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