ピュアストライクVSをゲーム形式でプレーした感想(インプレ)
ストローク:フットワークが生命線
5段階評価
まず伝えたいのは、楽してボールを飛ばせるラケットではないということ。
ゆっくりのボールを打ち返すときや、しっかりと打点に入れたときは、威力のあるフラットドライブなボールが飛んでいきます。
スピン性能は高くなく、僕の打ち方でかけようとするとボールが失速してしまいました
ネットプレー:コントロール性能は高い!
5段階評価
ラケットのタイプ的に、キャッチするような感覚が強いのかなと思ってましたが、球離れはあっさりな感じ。
その分、意外とボールの飛びは良くて、かんたんではないけどコントロールの調整がしやすかったです
ボレーに苦手意識がない人であれば、使いにくく感じることはないと思います
サーブリターン:スピン系がしんどい
5段階評価
ネットプレーと同じく、球離れはあっさりしているのでフラットサーブは、まだなんとか打てるかなと。
ただ、スライスやスピンとなると、シンプルにボールが飛ばなくなりました。
勢いが出ないし、打つのに一生懸命になりすぎるしで、安定してプレーするのは難しかったです。
リターンに関しては、タイミングだけ合わせればとりあえずは返せる感じ。
飛びすぎてリターンミスしちゃうってことはなかったです
ピュアストライクVSの頼もしいところ
構えて打てたときのボールがよく伸びる
自分のタイミングで打てたときは、そこそこ威力のあるボールを飛ばすことができます。
それこそ「あれ、テニスうまくなったかも」と感じます。笑
あとはまぐれであたったリターンとかも、自分がびっくりするような打球になってました。
フットワークがよくボールに追いつける、打点に入るための微調整が得意みたいな人は、このラケットの良さを活かせると思います
ピュアストライクVSに求めちゃいけないところ
スウィートエリアは狭い
昔っぽさがあるというか、スウィートエリアから外れたときのボールの減速が如実です。
なので、しっかりとしたフットワークや安定したスイングが求められるラケットになるかと。
ただ、こういう部分って、球出しやその場でストレートラリーするだけじゃ見えてこないんですよね。
どのラケットでもそうですが、このPURE STRIKE VSは特に、実戦形式で打ってみることをオススメします
【結論】ピュアストライクVSは「持ち前のパワー・技術を余すことなくボールに載せられる」テニスラケットである
薄ラケでも飛ばせるパワーに加え、ボールに合わせて安定して打点に入れる技術があったほうが、ラケットの魅力を引き出せそうです!
個人的にデザインがすごく好きなので打ってみましたが、自分のレベルじゃ扱えないラケットかなと。
「パワー豊かな白いピュアストライク」と対比して「コントロール性能を重視した黒いVS」という印象を受けました。
力強いストロークを土台に、前に詰めてボレーで仕留めるみたいな戦い方が理想的かもしれません
- コート後方からでもガンガン打っていきたい生粋のストローカー
- フットワークを武器に、コートを広く使っていきたいオールラウンダー
におすすめします!