RF01をゲーム形式でプレーした感想(インプレ)

【プレースタイル】と【評価基準】
- ■プレースタイル
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【ストローク】
コンチネンタルのフォアハンド
両手バックハンド(片手スライス多用)【ネットプレー】
ネットに出る頻度高め
フラットに当てて返す【サービス】
スライスとスピンがメイン
フラットはあまり打ちませんストロークよりも「ネットプレー」と「サーブ」を重視しているプレーヤーです
- ■評価基準
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【ストローク】
パワーよりも安定感
ミスせず打ち続けられる【ネットプレー】
掴む感覚がある
ボールの深さ調整がしやすい【サーブリターン】
十分なスピン性能がある
自信を持ってセカンドを打てる
ブロックリターンしやすい
(スイングしなくても打ち負けにくい)上記のポイントを踏まえて評価をつけています!
ストローク:シンプルかつ固め
5段階評価
まず最初に感じたのは、固めの打感。打ちごたえと言うよりは、ラケットフレームが屈強な感じです。
ただ、腕に負担がかかりそうな振動は不思議とありません。
そんな打感に加えて、とにかくまっすぐ飛ぶのも印象的でした!薄いグリップで押すようなスイングの僕だと、いつにも増して、フラットなボールが飛んでいきます。



飛ばないというわけではなく、低い弾道を保ったままネットを越えていく球筋になります!
ネットプレー:間違いのない打感
5段階評価
ストロークでも触れた「屈強なフレーム」と「フラットな球筋」が、ボレーとの相性がいいです!
速いボールが来ても、ラケットを支えていれば押されることがなく、コートに収まるように返球できました。
多少スイングを加えれば、ハイボレーなどでもしっかり飛んでくれますし、攻守において扱いやすいラケットかと思います!



雑味のある振動がなく、手に伝わる情報量が多いので、ボレー好きの人は気にいるのではないかと。
サーブリターン:狙ったところへしっかり飛ぶ
5段階評価
サーブは、狙ったところへ打てるコントロール性能が高く感じました!
スピードを出しやすいタイプではありませんが、スピンはそれなりにかけることができるので、セカンドサーブでの安心感が強いです。
セカンドサーブをしっかり収められることで、ファーストサーブは思い切って攻められるというメリットがあります!



リターンは、そつなくこなせる印象。当てるだけでもいいですが、早いタイミングで合わせられると、かなりスピードのあるリターンが打ちやすいです。
RF01の頼もしいところ


スイングの振り抜きやすさ
ストロークやサーブなど、どのスイングにおいても振り切りやすいです。
95インチとか、もっと小さいフェイスのラケットでスイングしているかのような感覚があります!



固い打感ではあるものの嫌な振動はないので、自分のパワーをぶつけていきやすいのが特徴的でした。
実力を忠実に再現してくれる
ゲーム形式を通して、「すごいボールスピードが出る」とか「しんどい場面でも助けてくれる」といったことは感じませんでした。
ただ、自分がしたいプレーができなくなることもなくて、狙ったところには飛ばせるし、スピン量や長短の調整もしやすいです!



基本はフラットなボールですが、使う人が使えば、強力なフラットドライブが打てるんだろうなという可能性は感じます。
RF01に求めちゃいけないところ


スイートスポットがやや狭め
今どきのラケットと比べると、気持ちよく当たって飛んでいってくれる範囲が狭く感じました。
先に触れた通り「振り抜きやすさ」はあるので、どこでボールを捉えるかは自分自身で調整できる能力を必要とするラケットかと思います!



しっかり捉えることができれば、ラケットの重さ以上に打ち負けにくいラケットフレームの強さがあります!
【結論】RF01は「狙い定めた堅実なプレーでポイントを重ねられる」テニスラケットである


RF01でプレーしてみて、正直なところ、僕の実力では「使っていて楽なラケットではない」と思いました。
あれこれ助けてくれるわけではないので、一球一球のスイングやプレーを考える必要が出てきます。
一方で、「飛びすぎ」や「腕に響く打感」といった感覚は皆無で、自分から打っていけば、考えた通りのショットやプレーを実現しやすいです!



普段おろそかにしちゃうようなことも意識できるようになるので、こういった実力がそのまま出るタイプのラケットは好みです。
- ボールのスピードよりも、コースを突いて勝負するダブルスプレーヤー
- ライジングをはじめ、相手のショットを早いタイミングで捉えて攻めるプレーヤー
におすすめします!