スピードMP（2024）をゲーム形式でプレーした感想（インプレ）
【プレースタイル】と【評価基準】
- ■プレースタイル
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【ストローク】
コンチネンタルのフォアハンド
両手バックハンド（片手スライス多用）【ネットプレー】
ネットに出る頻度高め
フラットに当てて返す【サービス】
スライスとスピンがメイン
フラットはあまり打ちません
ストロークよりも「ネットプレー」と「サーブ」を重視しているプレーヤーです
- ■評価基準
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【ストローク】
パワーよりも安定感
ミスせず打ち続けられる【ネットプレー】
掴む感覚がある
ボールの深さ調整がしやすい【サーブリターン】
十分なスピン性能がある
自信を持ってセカンドを打てる
ブロックリターンしやすい
（スイングしなくても打ち負けにくい）上記のポイントを踏まえて評価をつけています！
ストローク：軽い力でボールが伸びる
5段階評価
ラケットが風の抵抗を受けにくいといいますか、自然と大きなスイングがしやすく、ボールを気持ちよく飛ばせます！
パワーがあり、速いボールを相手コートへと打ち込めるのがいいところ。
前モデルのほうが勝手にスピンがかかってくれる感じがするものの、フラット系の人にとっては今モデルのほうが扱いやすいと思います！
自分から力を付け加えるよりも、ラケットの重さに身を任せて打つといい感じです！
ネットプレー：飛ばさないのがむずかしい
5段階評価
鋭いボールに対しても打ち負けにくく、しっかり返球できます！
ただ、ちょっと長短のコントロールがしづらく、意図的に短いボールを打ちにくいと感じました。
ハイボレーやスマッシュは打ちやすく、アングルやドロップといったタッチ感を必要とするボレーが思ったより飛んでしまいます。
威力の出しやすさと引き換えに、細かい調整がしにくい印象です。
サーブリターン：ボールスピードを活かせる
5段階評価
サーブはオールラウンドに使いやすく、ファーストも思い切って打てるし、セカンドもスピンで安定して収めることもできます。
強いて言うなら、コントロール性が高くはないかなと。打ちたいところよりも若干オーバーする感じがありました。
リターンは、最近使ったラケットの中で突出して打ちやすかったです！
「300g」のラケットとは思えないほど安定していて、もっと重たいラケットを使ってるかのような返球力！
フラットでもスピンでも、いい意味で相手のサーブに合わせず自分からリターンを打っていくことができます。
スピードMP（2024）の頼もしいところ
ボールの打球感がクリア
しなりを感じる柔らかさがあるわけではないのですが、インパクトのときに振動が吸収されているような感覚があります。
フレーム全体がしっかりしているのでパワーが減衰せず、それでいてラケットのブレを感じません！
このラケットを使うのであれば、振動止めはまったく必要としないで済みそうです。
安定したパワーが出力される
上記でも触れたように「ラケットのブレ」がないことで、一球一球のクオリティが安定したショットになります。
コントロール系ラケットを使っていると、相手のボールがゆっくりな場合、自分から速いボールを展開していくのはむずかしいですが、いつでもどこでも攻めやすいのがポイントです！
パワーを余すことなくボールに伝えやすいので、ボールスピードが出るように感じるのかなと考えています！
スピードMP（2024）に求めちゃいけないところ
精緻なタッチ感が出しにくい
パワーが加えやすい一方で、ちょっとしたショットでもボールが飛んでしまうなーとも感じました。
割と直線的に飛ぶので、僕の技術だと「相手の足元へと打ちにくい」・「角度をつけると左右に切れてく」といった制御しづらい場面があります。
とくにドロップボレーでは、短くならずに中途半端なボールになってしまうので、かなり気を使って打ちがちでした。
【結論】スピードMP（2024）は「威力重視でガンガン押していきたい」人向けのテニスラケットである
今作のスピードMP（2024）は、よりパワフルで自然とショットの威力が高まるラケットだと感じました！
その分コントロールが暴れやすくも感じるので、自分で抑えられる技量も求められるのかなと。
ボレー好きとしては、ちょっと使いにくさはあるのが正直なところ。ただ、パワーがなくても助けてもらえる部分もあり、どんな場面を重視するかで決めるのが良さそうです。
スッキリとした打感でボールを飛ばせるので、ストローカーの人にとっては使っていて爽快なラケットかと思います！
- サーブリターンから自分で展開して、どんどん攻めていきたい人
- 制球力に自信はあるけど、パワーが足りてないと感じる人
におすすめします！