TOUR100(2020)をゲーム形式でプレーした感想(インプレ)
ストローク:飛びはそこそこ。受け止めるのが得意!
5段階評価
ストロークは、なんというか自然。
自分が力を入れた分だけ、そのまま表現されると言いますか、暴発しない安定感があり、面を保ちやすいです!
ボールが面にグイッと乗ってくれ、スライスの打ちやすさは今までのラケット中でもトップ3に入ります。
アプローチのように、攻めるスライスに向いていると感じました!
ネットプレー:しっかり掴んで返せる!
5段階評価
ボレーは、手に伝わる感覚が豊富で、距離の調整がしやすいです!
弾き感はほぼなく、一度ボールをキャッチしてから離すような打ちごこちが◎。
310g+310mmというトップライト設計も、ボレーをしやすく感じる要素かと。
取り回しに優れ、決めるボレーも守るボレーもどっちもいけます!
サーブリターン:スピンのかかりがいい!
5段階評価
サーブは、スピードに関しては出しやすいわけではないけど、出ないわけでもない感じ。
ただスピンは結構かけやすいです!
スライスはもちろん、スピンサーブがいつもより跳ねてくれたのが印象的でした!
リターンは、スピードに頼らず深くコントロールする能力を求められます。
速いサーブに対しても、しっかり掴んで返せる打感はありました
TOUR100(2020)の頼もしいところ
それなりのパワーとクセのない打感
特別なアシストはないけど、ラケット重量があるので打ち負けにくく、打感のクセもないです!
速い展開でもボレーのように面を合わせれば、振り切らなくても、それなりのボールが返せます。
パワフルではないけど、しのぐボールを打ちやすいのがポイント
スピンをかけたい時だけかけられる
スピンがグリグリかかるラケットではないものの、横糸が1本少ない「16×18」のパターンなので、ストリングの間隔が広めになっています。
また、スイートスポット周辺も密になっていないことも合わさって、スピンへのハードルが低いと感じました!
ハードに打つプレーヤーにとっては、密になっているほうが恩恵を受けられそうですが、僕は合わせるタイプなので、密じゃないパターンが好きです
TOUR100(2020)に求めちゃいけないところ
縁の下の力持ち的な目立ちにくい性能
明確なアシストがあるわけじゃないので、速いボールを打ちたい人は自分のパワーが必要になるかと。
自分のプレーレベルが上乗せされるではなく、下振れがなくなるイメージ。
助けてくれるというよりは、ものすごく正直な性能で、支えてくれる感覚が強いです。
【結論】TOUR100(2020)は「ストロークもボレーも、相手の球に合わせて打ち返せる」テニスラケットである
今回のTOUR 100は、クセがなく自分の持つ技術をそのまま引き出してくれると感じました。
ストロークよりもボレー・サーブの打ちやすさが目立ち、個人的に好きなタイプのラケットです!
自分からバンバン打っていくよりも、相手のボールの勢いを利用するのが合っているかなと。
- 基礎的な技術を高めていきたい人
- 安定したストロークで機をうかがいたいボレーヤー
におすすめします!