TOUR98をゲーム形式でプレーした感想(インプレ)
ストローク:マイルドな打感で肘に優しい
5段階評価
スピンはそれなりで、やや直線的なボールが飛んでいきます。
ボールスピードはそこまで出ないけど、左右に打ち分けやすく感じました!
スライスは面への乗りを感じられ、伸びのいいボールが打てます!
ストロークに関しては、今使っているVX305の打感を良くした感じでした
ネットプレー:思い通りのボールが打ちやすい
5段階評価
ボレーは、乗せて運ぶような打感で打てました!
自分でコントロールできている感覚が強くあります。
ちょっとスイングする必要はあるけど、決めにいくボレーも大丈夫です!
スライスが打ちやすいラケットは、ボレーも打ちやすく感じますね
サーブリターン:スピードは期待せず、コース重視
5段階評価
サーブは、思ってたより飛ばなかったです。
スピンはかけにくくなく、いつも通り打てるのですが、スピードは出ない感じでした。
1日に試合数が重なっていくとしんどくなりそうかなと。
リターンは、早いタイミングで打つほうがうまくいきました!
後ろに下がって待っちゃうと、自分自身のパワーが必要になります
TOUR98の頼もしいところ
ボールをしっかり掴む感じがあり、コントロールしやすい
威力はそこまで出ないけど、威力を補えるだけのコントロール性能があるなと!
フレーム厚が23.5mmあり、なおかつフレーム自体がしっかりしているので、きちんと面で捉えられれば、意外と押し返せる印象です。
ある程度パワーがある人であれば、苦労せずに飛ばしつつコントロールもできるくらいのパワーレベルだと思います
TOUR98に求めちゃいけないところ
弾いて飛ばしてくれるようなアシスト感は少ない
VCOREPROやプレステージなどを比べると、アシスト感はありますが、イージーな感じは期待しないほうがいいかも。
98の一番の魅力はコースを狙い打てる「球持ち」だと思うので、アシストが欲しい人はTOUR100のほうがオススメです!
アシストも球持ちも同じくらい求めるなら、前作のTOUR100もバランスがいいかと!
【結論】TOUR98は「テクニックで翻弄するように戦うプレーヤーが使うべき」テニスラケットである
少し鈍みを感じる打感に「コントロール性能」が押し出されたラケット。
スライスやドロップなど、繊細さを要求されるショットとの相性がよく感じました!
また、フレームがしっかりしているので、相手ボールの球威を利用してライジング気味に打つのもいいと思います。
これなら、非力な僕でもパワーを補える方法かなと
- 手に伝わる情報量が豊富な「タッチ感」を求める人
- 飛びすぎることが増え、少しコントロール寄りのラケットを使ってみたい人
におすすめします!