好きなプロ選手が使っているテニスラケットって気になりますよね!
男子ではブノア・ペールが大好きな僕ですが、女子ではシェイ・スーウェイが好きです。
ラケット面とボールを合わせるのが抜群にうまく、パワーに頼らない頭脳派テニスでシングルスでもダブルスでも活躍中。
その彼女が使ってるラケットが、今回のVCORE PRO 100(正確には2個前のモデルですが)。
一般的にハードなイメージのあるVCORE PROも、実際に試打してみると、弾き感とタッチ感のバランスがいいラケットだとわかりました。
VCOREPRO 100でプレーしてみた率直な感想(インプレ)
[ac-box01 title=”【参考】普段のラケットとプレースタイル”]
[box05 title=”普段のラケット”]
ブリヂストン「VX305」+ヨネックス「ポリツアープロ」
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↓VX305の魅力を詳しく知りたい人は、こちらからどうぞ!
ブリヂストン VX305を使い続けてきた感想・インプレ【#究極のノーマル】
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コンチネンタルのフォアハンド+両手バックハンド(どちらもスピンは少なめ)
ただただ好き
スライスとスピンがメイン。フラットはあまり打ちません。
「ストロークと比べて、ネットプレー・サーブのほうがマシ」という、自称“ネガティブ”サーブ&ボレーヤーです。
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ストローク
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そこまで力を込めなくても、しっかり飛んでくれます。
100インチとはいえ、vcoreproシリーズはもっとハードなラケットだと思ってたので、いい意味で驚きました。
ボックスならではのボールをつかむ感じと、少し弾く感覚のバランスがいいなーと。
そして、スピンがかけやすい。
そこまで意識しなくても自然とかかるので、ストロークがうまくなったのかと勘違いするほどの安定感があります。
ネットプレー
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ボレーの打ちやすさも、なかなかなもの。
少し弾く感覚は、ネットプレーにも役立ちます。
飛んでくるボールの延長線上にラケットを置けば、ボールが返ってくれる感じ。
自分からしっかり打ちにいけば伸びるボールになるし、当てることさえできればその場をしのげるボレーになりました。
サーブ&リターン
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普段からあまり打たないフラットサーブは、そこまでいいなとは感じませんでした。
ただ、このラケットの真骨頂は回転系サーブ。
スライスもさることながら、とにかくスピンサーブが打ちやすかったです。
リターンはコントロール性の高さから、左右に打ち分けやすく感じます。
吹っ飛んでいくほどのパワーはないので、暴発もないし安心感がありますね。
VCOREPRO 100のすごいところ2つ
思ったよりもかかるスピン性能
ボックス形状の中では弾き感があるので、ボールを失速させずに、パワーをスピンに変換できます。
ボールの距離が短くなりにくく、ストロークやリターンでの安定感が光ります。
友人に使ってもらって、自分が受け手になったときにも、いい球が飛んでくるなーと感じました。
体制が崩れたときの飛び
このスペックの割には、という前提の話ではありますが、苦しい場面でも返球しやすいです。
柔らかめの打球感と弾く感覚のバランスがいいので、相手の速いボールでも受け止めやすいといいますか。
あらゆるボールが扱いやすくなる、懐の深さが魅力です。
最近のラケットらしく振動が少ないこともあって、ハードヒットするだけでなく、カウンターにも向いていると感じました。
VCOREPRO 100に求めちゃいけない部分
ドカーンと飛んでいくフラットサーブ
自分の力だけで打つサーブは、ちょっとだけ打ちにくいかも。
100インチという大きさが気になるだけかもしれないけど、フラットサーブが好きな人には少し相性が悪いのかなと。
でも、そこまでハードなラケットでもないし、フラットサーブ以外は打ちやすかったです。
全体的に考えても、このフラットサーブを除けば、打ちにくいと感じたショットはありませんでした。
【結論】VCOREPRO 100は「安定感重視で、いろんなショットを打ち分けたい」プレーヤーが使うべきラケットである
ボックス形状+弾き感から生まれるパワーは、スピンがかけやすく、安定してボールを打ち続けることができました。
スピンのかかりやすさから、いろいろなボールを打ち分けることもでき、ガンガン振るストローカーにはたまらないラケットに仕上がっているかと。
それだけでなく、飛びすぎない程度にパワーも備わっているので、技巧派の人のパワー不足をうまくカバーしてくれるラケットでもあると思います。
カウンターのしやすさを含め、こういう使い方もできるんだよって意味でも、幅広い人にフィットする非常に懐の深いラケットでした。