気になるラケットが発売間近になるとワクワクしますよね!
およそ1年前、そんな気持ちで過ごしていた僕に
ブリヂストンオンラインテニスクラブから1通のメールが。
「新作ラケットの試打会を開催します」
ついに来たか、そろそろラケット買えたいなと思ってたんだよと、
最近の調子の悪さはラケットでしょと(絶対に違う)。
意気揚々とメールを開き、目に飛び込んできた画像がこちら!
出典:BRIDGESTONE TENNIS
なんてこったい、名古屋(東海地方)がない…
この開催地域は愛知県在住にはキツイです。
このままでは試打できないかも、ブリヂストンは取り扱っている店舗も少ないのに。
ましてや試打ラケットを貸してくれるところなんて、、、、
いや、待てよ。
ブリヂストンには、公式サイトから借りられる
「試打ラケットレンタルサービス」があるじゃない!
ということで、ブリヂストンの公式サイトから実際に試打ラケットレンタルを申し込み、
レンタルから返却までの流れ、試打した感想・インプレをまとめました。
xブレードRSのスペックとかデザインとか
ラケットのスペック
フレームの長さ 27inch
フレーム厚(トップ・中央・スロート) 24・26・23mm
重量 300g
バランスポイント 320mm
ストリングパターン 16×19
いわゆる黄金スペック系ですね。
RA値は見つけられませんでしたが、
張ってあるストリングをを手でトントン叩いてみたところ、
音が低めだったので、硬い感じでは無さそう。
コンセプトは、「走って、打って、勝利しろ。」
打ち負けないパワーと安定感を追求した感じですね!
デザインとカラー展開
つや消しのブラックと、スロートにラケット名が入ってるだけのシンプルイズベスト!
最近はブラックのラケット、つや消しのラケットって流行ってますよね〜
wilsonプロスタッフのブラック、他のシリーズもブラック+シリーズカラーのみ。
スリクソンの新しいCX200もそうですし、
ヨネックスもブラックではないですが、最近出たvcoreシリーズはつや消しだったような。
ちなみに、今回のRSは3色展開となっており、
レッド(300g)とホワイト(285・270g)も販売されています!
打ってみた感想(インプレ)とオススメしたい人
今回レンタルサービスでお借りしたものは、
ブラックコードが 52×47ポンドで張られていましたので、
それをふまえた感想になります!
第一印象は「柔らか〜い!」
こういう黄金スペック系のラケットって、硬いイメージがあり敬遠していたのですが、
XブレードRSは、手に残る感触が優しい。
僕基準ですが、数少ない振動止め付けなくても大丈夫なラケットのひとつです。
(もちろん付けた方がさらにマイルドになりますが)
一番のお気に入りポイントは、面の安定性。
リターン・ボレー・カウンターなど、時間がない中でおこなう動作に強い!!
かなり打ち負けにくいので、
とりあえず返してから組み立てたいって人と相性いいと思います。
その分パワーは少し抑えめですね。
これは、コンセプトの「走って、打って、勝利しろ。」通りといいますか。
苦しい体勢のときにも、しっかり返球できるだけのパワーを持たせて、
コントロールもできるラケットを目指したのではないでしょうか。
そのため単純にパワーアップしたい方は、ピュアドライブなどの方が優れていると思います。
サーブでドカーン、からのフォアハンドでバチコーン!と打つなら、
ピュアドライブが間違いない。
スピードよりも、コースと回転で変化をつけるのならXブレードRS。
スライスサーブもスピンサーブも回転量を落とさず、狙ったコースに打ちやすかったです。
こんな人にオススメ
1. ペースを作りながも、相手に打たせてカウンターを狙っていく
自分の手の感触を大切にする方
2. スピードを抑えつつコース重視のサーブ、相手のリターンにも負けないボレーなど、
シングルスでもサーブ&ボレーをよく使う方
3. ボレーボレーなど速い展開での対応、リターンでしっかり足元に返すコントロールで、
確実性を重視したダブルスをされている方
は、このラケットを使うとよりテニスが楽しくなると思います!
「カスタマイズサービス」とは
レンタルした2本のうち、1本はフェイスサイドにパーツが装着されていました。
これは、目的に合わせてラケットのトップ・サイド・グリップにパーツを取り付け、
自分好みのラケットにすることができる「カスタマイズサービス」というものみたいです。
3種類のパーツを組み合わせるパターンなのですが、その数なんと108通り!
レンタルで来たのは、サイドパーツのみが取り付けてられているモデルで、
ストロークのパワーを求める方向けとのこと。
実際に打ってみたところ、
ラケットの重量アップと安定感がさらにアップするので、
しっかりスイングできたときに、ボールの伸びが増す感じです!
サイドパーツは、グロメットとくっついているわけではないのですが、
フェイスを覆う部分が増えることで、
プレステージのキャップグロメットに似た効果もある気がしました!
レンタルの方法と返却までの流れ
試打ラケットのレンタルサービスを利用する条件は1つだけ。
ブリヂストンのONLINE TENNIS CLUBの会員であることです。
会員になるのは無料で、メールアドレスがあれば簡単に入会できますよ。
会員登録を済ませたら、申し込みができるのですが、
レンタルできる期間と申し込みを受け付けている期間が
このようにそれぞれ決まっています。
出典:BRIDGESTONE TENNIS
テニスの予定に合わせて申し込みしてみてはいかがでしょうか。
レンタルできるラケットは、VIシリーズ、BEAM-OS、テクニファイバーがあり、
ストリングもポリとナイロンから選べたり、、、
詳しくはこちらをご覧ください → 試打ラケットレンタル [個人向け]
今回はX-BLADE Rs 300 セット(ストリング:BLACK CODE)に申し込み、
こんな感じで届きました!
中にはケースに入ったラケット2本、レンタルの詳細や注意事項に関する用紙、
そして、ブリヂストンとテクニファイバーのカタログも入っています!
段ボールは返送時に使うので、そのまま保管しておいてください。
試打ラケットを楽しみ尽くしたら、返送しましょう。
今回の場合、11日後に返送してくださいとのことなので、
遅くとも最終日の10日目には、用紙に記載されている住所に返送します。
送付方法としては、ゆうパックやヤマト運輸が安いかな?
サイズは、120サイズになりますので、
ご自分の地域から送料を調べてみてくださいね。
ゆうパックの料金検索
ヤマト運輸の料金検索
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今回のX-BLADE RS、かなり感触が良かったです!
VX305を3年近く使っているのもあり、替える可能性大!
ただ実はもうひとつ気になってるラケットがありまして。
そちらもレンタルして打ち比べてみたので、
また後日アップしようと思います!
最後に。
もしVIシリーズの後継機種が、いずれ販売されるのであれば、
どうか名古屋(東海地方)で開催してくれますように…