TF-40 305 16Mをゲーム形式でプレーした感想(インプレ)
ストローク:スッキリした打感で飛びは普通
5段階評価
今使っているVX305と同じく、やや控えめながら、余裕を持って打てれば飛ぶ感じ。
ただ打感がクリアで気持ちよく、どこに当たったとかも分かりやすいです!
スピンについては基本的にはかからず、打ち方次第といったところ。
基本フラット系で、ラケットフェイスにボールが乗る感じもあります
ネットプレー:タイミングで勝負
5段階評価
当てるだけじゃボールは飛ばず、ボールが短くなりがちです。
ボールをきちんと捉えることが前提にはなりますが、打ちにくくはありません!
多少スイングする必要があるけど、コントロールできる余地がすごくあるなと感じました!
ハッキリとした感触を伝えてくれるので、打ってて楽しいです
サーブリターン:スピンはかけれます!
5段階評価
サーブに関しては、もう本当に自分の実力通りのサーブが飛んでいきます(とくにフラットサーブ)。
スライスもスピンも、めっちゃはかからないけど、かけたい分はかけられました!
若干ボールを持つ感じがあるので、かかってる感覚がわかりやすい部類のラケットだと思います!
リターンは、意外と返せるなというのが率直な感想。
相手のボールスピードに合わせる感じになりますが、まずはコートに返そうというショットが打ちやすいです!
TF-40 305 16Mの頼もしいところ
すべてが「実直」な性能
ボールの軌道と同じく、そのままだとフラットな性能を持ったラケット。
自分のプレーレベルに依存するものの、暴発しない、また、緊張したときでもスイングできるような安心感がありました。
ボールが飛ばないって感じる人はいても、打ちにくいって感じる人はほとんどいないラケットだと思います。
TF-40 305 16Mに求めちゃいけないところ
裏切らないけど、助けてもくれないフォロー性能
普通に打つことは問題なくても、時間が経つにつれ、つなぎのショットであってもちょっとしんどくなりました。
自分の技術・体力がナチュラルに高レベルで要求されていると言いますか、なんとなく使うにはハード。
僕の技術・体力では、ギリギリ使えるかもというスペックだと感じました。
同じテクニファイバーの「T-FIGHT RS 300」と比較してみる
近いスペックのラケット2本、打感は「TF-40」のほうがよりクリアで、しなりも感じられます。
ボールの飛びは、間違いなく「T-FIGHT RS 300」のほうがよく、あらゆる場面で楽できる(アシストしてくれる)と思います。
よって、どちらかで迷っているなら、扱いやすい「T-FIGHT RS 300」が断然おすすめです(試合に出る人は特に)!
ただし、「TF-40」は自分で強弱のコントロールをできている感覚に優れているので、ちょっと気合を入れ直してテニスに真剣に取り組みたい人は、TF-40にチャレンジしてもいいかも
【結論】TF-40 305 16Mは「わかりやすい打感を好む硬派なプレーヤーに使ってほしい」テニスラケットである
使いこなすにはむずかしいラケットですが、打ってて楽しいし、うまく打てたときの快感も格別!
デザイン的にも、地味すぎず派手すぎない品の良さがあるのが個人的に好きです。
がんばって鍛える必要はあるけど、VX305からの乗り換え候補のひとつとして検討中。
なんとなくでなく「これこそは!」と選びたくなる一本であると思います!
あまり人と被らないって意味でも、個性が個性が発揮できそうですね
- 打感を重視する、コントロール派+ボックス好きの人
- あえて楽はせず、使いこなしていく過程を楽しめる人
におすすめします!