なんか日本の夏って年々暑くなっていませんか?
室内の暑さも半端ないのに、外でテニスをするのは文字通り危険!熱中症になったことがある身としては、戦々恐々です。
今年の夏は日中にテニスをする機会が多かったので「35度前後でも2-3時間くらいなら元気にテニスができるような熱中症対策」を試してみました!
その中から効果があった、熱中症にならないための帽子や日よけグッズの選び方などを紹介します。
熱中症を防ぐには、日差し対策が一番大切!
同じ屋外でも、日向と日陰じゃ気温が全く違いますよね。それは、あの刺すような日差しが日陰にはないから。
ということは、日差しをいかに防ぐかが、熱中症になるかならないかの分かれ道です。
金額的にも取り入れやすく、効果も大きいものから順に見ていきましょう!
テニスキャップ
テニスキャップは、30度を超える真夏日には必須と言えるでしょう。
なぜなら、キャップを被る・被らないのでは頭部の温度が大きく変わるからです。
体温が上がることで、酸欠になったり水分不足を引き起こすのが熱中症。なので、体温をあげないことがとても大切になります。
ウェザーニュースの記事には、外気温30℃で5分間過ごしたときの頭の温度を測ってみた計測結果が載っています。
帽子を被らない場合、5分いただけで、頭の温度は41.4℃まで上昇。
一方、同じ条件で、帽子を被った場合の頭の温度を計測すると気温とあまりかわらず、32.4℃でした。
このように、帽子を被ることによって、頭の温度の上昇を9℃も抑えることができるのです。
(出典:被るだけで頭の温度が10℃違う 帽子で子どもを熱中症から守ろう)
この計測結果からも、キャップは被るべきです。
そんなテニスキャップですが、選ぶときに気をつけてほしいことが「2点」あります。
ひとつめは、帽子の色
黒など色が濃いものは日光を吸収しやすいので、体温を上げてしまいがち。
熱中症対策のために帽子をかぶっているのに、日差しを吸収してしまっているなら意味がありません。
なので、選ぶときはその逆。白や黄色など薄い色のテニスキャップにしましょう!
ふたつめは、つば裏が黒色であること
つば裏が黒色であったほうがいい理由は、アイブラック(野球選手が目の下に貼っているあの黒いシール)に近い効果をもたらすからです。
アイブラック (英: eye black) とは、グレア(眩しさ)を減らすためにスポーツ選手が目の下に付ける黒い防眩・遮光グリースやステッカーのことである。太陽光線やスタジアムの照明下では目の下で反射した光で両眼のコントラスト感覚が鈍り、空中のボールが背景に溶け込んで見えにくくなるため、野球やアメリカンフットボールの選手を中心に使用されている。
出典:Wikipedia – アイブラック
オムニコートでプレーをする人は、テニスボールとコートの色が似ていますよね。
日焼け防止はもちろんのこと、眩しさが軽減されることで、ボールが見やすくなる効果が期待できますよ!
この条件を満たすテニスキャップですが、僕はナイキのフェザーライトキャップを使っています。
キャップが何色でも、つばの裏は黒になっているのでオススメ!
ポリエステルで速乾性も高いですし、テニスキャップの中でもお値段は控えめなのも嬉しいです。
ナイキはナダルのロゴが入っているかっこいいテニスキャップがあったりと、デザインもおしゃれで充実しているのも特徴。ファンの人は、ぜひゲットしておきたいですね!
僕は白と黒を使い分けているのですが、日中はもちろん白!
黒のキャップは、夜や冬にテニスをするときに活躍しています!
コート環境によりますが、夜のテニスはナイター照明が眩しく、ボールと照明が重なって、消える魔球と化したりします(結構あるあるじゃないでしょうか)。
これで防げるかは微妙ですが、ないよりはマシかなと。笑
冬は寒いので逆に日光を吸収しやすい黒色で、少しでも暖かくって感じです!
ナイキのフェザーライトキャップ以外にも、ヨネックスやアシックスといった定番ブランドから条件を満たしたキャップが出ていますので、ぜひ探してみてください。
もうちょいかっこいい・オシャレなのが欲しんだよな〜ってお考えのメンズやレディースの方には、ディアドラやエレッセはいかがでしょうか?
人とも被りにくく、デザインやカラーも少し洒落たものが多いので、オススメです!
ちなみに、眩しさ対策はサングラスという選択肢もあります。
ただ、サングラスはしっかり選ぶとお値段が結構するので、まずは価格的に試しやすいキャップから試してほしいなと思います。
サングラスについては個人的に必要としているので、いずれまとめてみたいと思います!
アームカバーは通年使えます
なぜアコンプレッションウェアでなく、アームカバーがいいのか
僕がアームカバーを推すのは、こちらの記事でも触れていますが、肩の動きを邪魔しないからです。
接触冷感素材のコンプレッションインナーは、テニスの場合、どうしてもサーブの動きで肩の可動域が狭まる気がします。
また、アームカバーのほうが着脱が楽というのも大きなポイントです。
汗をかきすぎてしまった場合、ウェアを着替えちゃったほうがいいこともありますよね。
アームカバーも同じように、汗をかいてもすぐ脱げるのは嬉しい!
色は、やっぱり白が熱中症対策の効果が期待できますね。
パラソルやチェアも持ち運べるなら準備しておきたい
つづいては、休憩中にスポットを当ててみます。
テニスコートって、コートごとに屋根付きの休憩場所があるわけじゃないですよね。
休憩中なのに日差しにさらされ続け、なんか休んだような休んでないようなことでは、のちのち響いてきます。
しっかり体温を下げることを重視しましょう。
日陰を作るには、パラソルが一番お手軽ですね。
こういったテニスの用途に適したものも出ていますし、アウトドア用のも使用できます!
強いて欠点を上げるとすれば、常に手に持っている必要があるということ。
我々アマチュアはプロの試合みたいに、ずっと手に持って日陰を作ってくれる人はいません。笑
持ち続けるのは面倒だという人には、こういったチェアにつけることができるパラソルがおすすめです。
持ち込んだアウトドアチェアにつけてもよし。ベンチが審判台の近くにあるのであれば、審判台につけることもできます!
他には少しお値段は張るものの、最初から屋根がついているようなアウトドアチェアもあります!
この間テニス観戦に行ったときに使っている人がいて、お話させてもらったのですがすごい快適らしいです。
日傘
持ち運びのスペースも小さく、値段でみても取り入れやすいのは日傘!
最近では日傘男子なんて言葉もありますし、誰もが使うべきアイテムとして浸透していますよね。
テニスのときでなく日常的にも使えることもを含めたら、これが一番万能かもしれません。
日傘なら手に持たないといけないじゃんとい思いきや、実は三脚に設置できるようなアイテムがあります!
テニスの撮影をするときに三脚を使っている方は、カメラを直射日光から守ることもできるので、ひとつあると便利ですよ!