リアクト ヴェイパー NXTのレビュー【テニスシューズ観察記#41】

[box04 title=”このシューズの特徴”]

• 自然な力の逃し方
• 高いクッション性
• 重たさを感じさせない設計

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今回紹介する「リアクト ヴェイパー NXT」は、履く人の動きを妨げないテニスシューズです。

まずはナイキのシューズ展開をチェック！

ナイキのテニスシューズの中で、軽量モデルとして販売されている「ヴェイパー」。

ヴェイパープロになって安定性がアップしましたが、この履きごこちのままもうちょっと安定性が欲しいという人もいますよね。

そこで派生モデルとして登場したのが「リアクトヴェイパーNXT」です！

クッション性をはじめ、より充実したサポート性能を持ったモデルに仕上がっています！

注目ポイントは、テニスシューズ初めてとなる「リアクトクッション」！

ナイキと言えば「エアクッション」が有名ですが、最近はランニングシューズをはじめ「リアクトクッション」を採用しているモデルが増えてきました！

「リアクトクッション」は従来の発泡素材でなく、柔軟性のあるプラスチック素材。反発性・柔軟性ともに向上しているの特長です。

もともと「ヴェイパー」シリーズはクッション性が高いモデルではなかったので、ヴェイパーNXTに搭載されたことでかなり変わった感じがありますね。

そのほか、アッパーの素材は同じですが、シューズ内側がかなり補強されているので、耐久性もアップ！

[chat face=”tenikoala_smile1.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 今販売されているテニスシューズの中でも、スピード感と安定性のバランスがかなりいいと感じました [/chat]

アウトソールは「ハーフ」で、動く・止まるのバランスがいい

アウトソールは、ほぼフラット寄りのハーフ。

ヴェイパープロと比べても接地面が広くなっているので、踏ん張りやすく安定性に優れています。

細かなヘリンボーンパターンは、ハードコートでのスムーズなスライディングを意識したパターンです！

グリップ力ももちろんありますが、オムニやクレーでの使用感はイマイチ。

[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] あくまでハードコートモデル。自分がよくプレーするコートを考えて選ぶようにしましょう。 [/chat]

サイズ・カラー展開

サイズは、

で展開中。

また、カラーは、

のラインナップとなっています。

ハードコートモデルはこちら

実際に履いてみると、力の抜け道が用意されているかのような感覚で、次への動きに移れました！

シューズ重量は 417g と、しっかりとした重さがあります。軽いモデルが増える中で、これだけの重さがあるのは珍しい。

履いてみても重量感を感じますが、昔のテニスシューズと違うのは重心が低いこと。

見た目のクッションの厚みほど地面との距離を感じないと言いますか、ただ立っているだけでも地面をしっかり踏みしめている感覚があるんです。

[chat face=”tenikoala_smile1.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] ヴェイパープロのときにも感じたので、「重心バランスのよさ」が最近のナイキのテニスシューズの特徴と言えるかも [/chat]

そして、ヴェイパーNXTで一番驚いたのが、力（負荷）の逃し方！

今どきのテニスシューズはサポート性が高く、激しく動いても脚が流れていかないように支えてくれますよね。

ヴェイパーNXTもサポート性という意味では同じですが、支えるんじゃなくて力を分散させてくれます。

踏み込んだり切り替えしたりするときに、かかった負荷を受け止めるのではなく、コンセントのアースのように地面に逃してくれると言いますか。

なので、重量があってもガッチリはしておらず、スムーズに動けて疲れにくいシューズかなと。

）ちょっとほかにないテニスシューズで、この感覚を味わうためにも、ぜひ一度履いてみてほしいなと思います！

レビューまとめ（ヴェイパーNXTがオススメの人）

ヴェイパーNXTは、重量級でありながら、しなやかに履けるテニスシューズだと感じました。

にオススメします！

▼ハードコートモデルはこちら

似たシューズの紹介

ヨネックス − エクリプション3
サポート性・耐久性をより重視するのであれば、こちらのエクリプション3がオススメ。
横幅も若干エクリプション3のほうが広いです！

履いていて、しなやかさ（軽快さ）を感じたいのであれば、今回のリアクトヴェイパーNXTがいいでしょう。