- クッション性と反発性のバランスが◎
- 最大限のグリップ性能が発揮できる調整されたソールパターン
- スライドや切り返すときの高い安定感
今回紹介するヨネックス「エクリプション3」は、「踏み込んだときの、クッション性と反発性のバランスに優れた安定性の高い」テニスシューズです。
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まずはヨネックスのシューズ展開をチェック!
シューズ名 | ||
シューズ幅 | 対応コート | 重量 |
アウトソール | ガッチリorしなやか | |
![]() エアラスダッシュ2 | ||
標準 ワイド | オールコート オムニクレー | 軽め |
セパレート | しなやか | |
![]() ソニケージ2 | ||
標準 ワイド | オールコート オムニクレー | 軽め |
セパレート | しなやか | |
![]() フュージョンレブ3 | ||
標準 | オールコート オムニクレー | 軽め |
セパレート | ややしなやか | |
![]() エクリプション3 | ||
標準 | オールコート オムニクレー | 普通 |
ハーフ | ガッチリ |
ヨネックスといえば、すべてのテニスシューズに採用されているパワークッションですね。
そこに「パワーカーボンドライブ」というプレートを合わせることで、反発性も強化。
今回の「エクリプション3」は、しっかりしたクッション性を持たせながらも、踏み込んだときのパワー(推進力)がアップしています。
注目ポイントは、履きやすく工夫された高耐久のアッパー

前作のエクリプション2も耐久性が高いモデルでしたが、さらに進化。
アッパーは厚みが増し、つま先部分・かかと部分も硬めの素材を使用することでホールド感がアップしました。
それでいて、アッパーの下にはメッシュ素材が敷かれているので、通気性も損なわれていません。
あと個人的にとてもいいなと思ったのが、このタンにあるベルト。
たいていの場合、1か所のみについている「靴ひもを通すループ」を、クロスする部分すべてに採用。
タンと靴ひもが密着することで、履くときにタンを持ち上げやすいですし、落ちていきにくくなっています。
アウトソールは「ハーフ」で、しっかり踏み込めます

アウトソールは、セパレートからハーフに変更されました。
円形状に空いた部分からは、新しい「パワーカーボンドライブ」が見えます。
新しく採用された形状は、蹴り出すときのねじれを防ぎ、推進力がアップ。
また、新設計となるオムニ・クレー用のソールパターンにも注目です。
この写真の向きからだと、ドットのように見える「ピン」の長さ・傾きが、配置場所によって調整されています。
「蹴り出すとき」「スライドするとき」それぞれで最大限のグリップ性能を発揮できるように加工。
メリハリをつけることで、引っ掛かりがなくプレーできるようになりました。
サイズ・カラー展開
オールコート用は、
メンズモデル(22.0~29.0)が、
- 「ブルー × ホワイト」
レディースモデル(22.0~26.0)が、
- 「レッド × ホワイト」
オムニ・クレー用は、
メンズモデル(22.0~29.0)が、
- 「ブラック × シルバー」
- 「ネイビー × レッド」
レディースモデル(22.0~26.0)が、
- 「ネイビー × ブルー」
を展開しています。
どのモデルも、かなりかっこいいモデルに仕上がっていますね。
オールコートモデルはこちら
オムニ・クレーモデルはこちら
実際に履いてみると、全体的にガッチリしていて、安定性が高いです

シューズ重量は 395g とガッチリしつつも重すぎることはないです。
あと注目ポイントでもお話ししたタン形状は、やっぱり履きやすいですね。
タン自体も、大型化してクッション性が高まっているので、靴ひもをグイグイ締めても圧迫感がないのが◎。
横幅はやや広めで、かかと周りはすっぽり収まるというよりは、硬めの素材による固定力がありました。
しっかり足にフィットしたまま蹴り出せますし、踏み込んでもぶれない感覚が強いです。
このシューズ内側の補強の感じも似ていますし、とても完成度の高いモデルです。
レビューまとめ(エクリプション3がオススメの人)
エクリプション3は、クッション性を残しつつも反発性に優れ、激しくフットワークにしっかり応答してくれるテニスシューズだと感じました。
- クッション性重視だけど、反発性も少し欲しい人
- しっかり動いてショットを打ち続けられるシューズをお探しの人
にオススメします!
オールコートモデルはこちら
オムニ・クレーモデルはこちら
似たシューズの紹介
どちらもクッション性と反発性のバランスに優れていますが、
- より耐久性があり、力強く蹴り出せるのが、エクリプション3
- 軽快性を重視するなら、レゾリューション8
になるかなと思います。