快適にテニスができるインナーを徹底比較!(エーション・ジオライン・ドライナミック)

テニスという競技は、動いたり止まったりを繰り返すスポーツ。

練習でも試合でも、何もしていない待機時間はつきものですが、その待機時間に「汗冷え」が気になったことがある人も多いはず。

夏のベタベタも、冬の凍えも、できるなら軽減させたいですよね。

そこで、今回はテニスウェアの下に着るインナーを実際に着用して比較してみました!

  • エーション「クレーターメッシュ」
  • モンベル「ジオライン クールメッシュ」
  • ミレー「ドライナミック メッシュ」

の3つのインナーにスポットを当てて、感想をお伝えします!

目次

低価格の決定版!エーション「クレーターメッシュ」

エーションは、レインウェアメーカーである「株式会社カジメイク」が展開するインナーブランドです。

第二の皮膚をテーマに、究極のドライを追求。

クレーターメッシュは、その名の通り全体がメッシュ状となっていて、汗を素早く拡散してくれます!

クレーターメッシュは、なんといっても安い!

(適度なフィット感で快適)

クレーターメッシュの一番の魅力は、やっぱりその値段でしょう。

このノースリーブタイプであれば、1枚1,000円を下回ります。

性能自体も、肌面に汗をあまり残さないでくれるので、快適な状態がキープしやすいです。

「汗がまったく張りつかない」
「常にドライ感を保てる」
というわけではないですが、クレーターメッシュが乾くまでのスピードは速い。

なので、着ているのと着ていないのでは、プレー中の快適さに差が出ます!

クレーターメッシュは、サイズ選びにご注意を


クレーターメッシュは、コンプレッション系のインナーにしては、そこまで伸縮性がないと感じました。

Amazonのレビューにも書かれていますが、普段のサイズを買うと失敗します。

ぴったり着たい人はひとつ上のサイズ、UNIQLOのエアリズムのように着たいのであれば、2サイズ上を買いましょう。

[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 僕の場合は、普段のTシャツやエアリズムはLサイズを買いますが、エーションは3Lを購入。締めつけなく適度なフィット感で着ることができています。 [/chat]

コスパ◎!モンベル「ジオライン クールメッシュ」


ジオラインは、アウトドアブランド「モンベル」が展開する高性能インナーです。

独自開発した素材を使用することで、保温性・伸縮性・吸水拡散性のすべてを高いレベルで実現

今回紹介する「クールメッシュ」は、ジオラインのラインナップの中で、汗をかきやすい夏向けに開発されたモデルとなっています。

ジオライン クールメッシュは、とにかく軽く、速乾性も異次元!

(着ているのを忘れる軽さ)

ジオライン クールメッシュは、インナー自体がめちゃめちゃ軽いです!

今回比較している他2つも100g弱と、それなりに軽い部類なのですが、クールメッシュはおよそ半分の50gと驚異的な数字。

実際に着用してみても、体とウェアの間に「空気の層」をまとっている感じで、重さを感じません!

びしょびしょになるレベルじゃなければ、ちょっとした休憩の間にすぐ乾いてしまうのには驚きました。

mont-bell(モンベル)ジオライン クールメッシュ
created by Rinker

ジオライン クールメッシュは、ネット通販は公式サイトしか取り扱っていない


ジオライン クールメッシュは、ネットで買おうとすると、モンベルの公式オンラインショップくらいしか在庫が揃っていないです。

実店舗でも、通常のジオラインはスポーツショップやアウトドアショップで見かけますが、クールメッシュはモンベルショップでしか見たことありません。

なので、

  • 公式オンラインショップで買う(送料:550円(合計11,000円以上だと無料)
  • 最寄りのモンベルストアで買う(僕はこっちで買いました)

のどちらかになります。

[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] サイズ感は、いつも自分が着ているサイズと同じで大丈夫ですよ [/chat]

最高の性能!ミレー「ドライナミック メッシュ」


ドライナミック メッシュは、登山メーカー「ミレー」が開発した吸水アンダーウェアです。

最初に紹介した「クレーターメッシュ」と同じく、肌の汗を吸い上げて、重ね着したウェアに移すがコンセプト。

なので、速乾性のあるウェアを重ね着することで本領を発揮します!

ドライナミックメッシュは、すばやく汗を吸い上げ、快適な状態がずっと続きます

(これ以上の範囲を写すと、センシティブな写真になっちゃう)

ドライナミックメッシュの特徴として、生地には吸水性がありません。

そのため、かいた汗を保持することなく、速乾ウェアへとすぐに移すことができるのです!

実際に着てみると、ドライナミックメッシュ自体のストレッチ性が高いので着やすく、汗をかいても肌には残らないので、動いていても止まっていても快適な状態がキープできました。

[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] サイズもいつものサイズで大丈夫です。 [/chat]

ドライナミックメッシュは、どうしても臭いが気になる


レビューなどを見て購入前からわかっていたんですが、他のインナーと比べて少し臭いが取れにくいです。

「ドライナミックメッシュ 臭い」などで検索してみると、だんだん臭くなるだとか、洗っても臭いが取れないなどの意見がけっこう書かれていますね。

ただ、この臭い問題はドライナミックメッシュに限らず、汗を吸ってしまうウェアすべてに言えること。

[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 個人的な考えとして、インナーはあくまで消耗品だと思います。 [/chat]

なので、1枚5,000円(Amazonだと4,000円弱)という価格を踏まえると、長時間着替えることができない環境でプレーする人以外には、ややオーバースペックかなと。

実践しているドライナミックメッシュの臭い対策(洗濯方法)

せっかく購入したので、できるだけ長く使いたいですよね。

そこで、いろいろ試した中で、効果があると感じた洗濯方法をご紹介します。

一番のポイントとなる「ミョウバン水」を作ろう


ミョウバンは、もともとはぬかみそ漬けや煮物の煮くずれ防止に使われているもの。

水に溶かすことで、体臭の原因になる細菌の繁殖を抑える効果もあるそうです。

[box04 title=”準備するもの”]

  • 飲み終わってよく洗ってあるペットボトル
  • 水道水
  • 焼きミョウバン

※焼きミョウバンは、amazonで500円くらいで買えます
[/box04]

【ミョウバン水の作り方】

水道水と焼きミョウバンを、30mlにつき1gくらい(大体でOK)の割合で入れて混ぜるだけ。

ペットボトルが500mlであれば、焼きミョウバンは大さじ1(15g)で大丈夫です。

[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 混ぜたばかりは白く濁っている状態ですが、じょじょに溶けていき、1日ほど経てば透明になります [/chat]

保存料などは入れていないので、作り終えたら冷蔵庫で保管するようにしましょう。

「ミョウバン水」の洗濯での使い方


今回紹介している3つのインナーは、柔軟剤の使用を推奨していないので、柔軟剤は使わないバージョンでお伝えします。

そして使い方といっても工程はひとつだけ。
いつも通りの洗濯で、柔軟剤の代わりに、柔軟剤の投入口にミョウバン水を50mlを入れるだけです!

[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 500mlで作れば、ちょうど10回分ですよ [/chat]

どうしても柔軟剤を使いたい人は、すすぎになったらミョウバン水を投入しましょう。

無印良品の洗剤を使うと、消臭力をチェックしやすい


ミョウバン水を試す前は、
・スーパーNANOX ニオイ専用
・アリエール 液体 プラチナスポーツ
など、抗菌防臭に優れた洗剤も試してみたんですが、イマイチ効果が得られず。

そしてなにより、洗剤自体の香りが強いので好きじゃない。

なので、無香料である無印良品の洗剤を使ってみました。

[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] これは僕のこだわりなので、お気に入りの洗剤がある人は、それでも全然大丈夫 [/chat]

無印良品の洗剤は、十分な洗浄力もあり、香りで上書きされないので、効果をチェックしやすかったです!

【結論】個人的についつい着てしまうのは「ジオライン クールメッシュ」

今回着比べたインナーを項目ごとにまとめてみました!

クレーターメッシュ
クールメッシュ
ドライナミック
速乾性
着心地
重さ
81g
50g
96g
定価
968円
2,310円
5,060円

速乾性は、ほぼドライな状態をキープできる「ドライナミックメッシュ」
着心地は、軽くて締めつけのない「ジオライン クールメッシュ」
が、それぞれ一番です!

ただし、単純に優劣があるのではなく、それぞれ違った良さがあると感じたので、どう使い分けるか考えてみました。

枚数が欲しい人は、エーション「クレーターメッシュ」を選ぼう


価格面から考えると、エーション「クレーターメッシュ」はすばらしい性能です!

インナーを着ていないときと比べて、プレー時も休憩中も快適に過ごせます。

また、実売価格で考えると、

ミレー「ドライナミックメッシュ」× 1枚
= モンベル「ジオライン クールメッシュ」× 2枚
= エーション「クレーターメッシュ」× 4枚

なので、毎日使いたい人や、とりあえずインナーを試してみたい人にオススメします!

着心地の良さを求める人は、「ジオライン クールメッシュ」を選ぼう


「ジオライン クールメッシュ」は、かる~い着用感と、すぐに乾いてくれる吸水拡散性が魅力です。

上のほうでも「インナーは消耗品」とお話しましたが、この優れた性能と高すぎない価格のバランスから、コスパの良さは最高かなと。

また、クールメッシュはこれ1枚で汗の吸水から乾燥までおこなってくれるので、上に着るウェアを選びません!

テニスウェア好きとしては、綿(コットン)が混ざったウェアを着ることができるのもうれしいポイント。

週1-2回くらいテニスをする人や、日常的にも使いやすいのをお探しの人は、モンベル「ジオライン クールメッシュ」がオススメです!

mont-bell(モンベル)ジオライン クールメッシュ
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ベタつき・汗冷えをとにかく無くしたい人は、「ドライナミックメッシュ」を選ぼう


「ドライナミックメッシュ」は、それなりの価格なだけあって、抜群の速乾性能です!

速乾性のあるウェアと合わせることで、かいた汗をどんどん移して、体をドライに保ってくれます!

ただ、価格や臭いのこともあるので、やっぱり登山など、かんたんに着替えられない環境で長い時間使ってこそ、真価を発揮するんじゃないかなーと。

[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] なので、テニスで考えると、とにかく汗冷えしたくない「秋~冬」に活躍するインナーだと思います! [/chat]

ウォーミングアップを終えてジャケットを脱いだりしても、プレー中の「体温を維持」してくれるので、汗冷えによる寒さを軽減できるはず!

取り扱いの手間と価格がネックですが、間違いのない性能をお求めの人は、「ドライナミックメッシュ」をオススメします!

着比べてみた感想まとめ


3枚をそれぞれ着用して、プレーしたり日常生活で使ってみたりした結果、僕の中では着心地のいい「ジオライン クールメッシュ」をついつい着てしまうことが多くなりました。

軽くて伸縮性がいいので、インナー特有の圧迫感がないところが好きです。

ただ、「ドライナミックメッシュ」もせっかく買ったので、いろいろ試してみようかなと!

これから寒くなってくるので、0度近い環境のときにテニスができれば、今使っている腹巻きと比較しながら試してみたいと思ってます!

みなさんも、ぜひ目的にあったインナーを選んで、快適に楽しくテニスを楽しみましょう!

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