ラッシュプロ 3.0 のレビュー【テニスシューズ観察記 #21】

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こちらのモデルは、新モデルが発売されています
ラッシュプロ3.5 のレビュー【テニスシューズ観察記#35】

 

[box02 title=”このシューズの特徴”]

  • シャンクパーツによる、スムーズな重心移動
  • 必要なところにだけ耐久性をもたせたアッパー
  • 前足部の高いクッション性

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今回紹介する「ラッシュプロ3.0」は、打球時の重心移動に優れ、ボールの質が上がるテニスシューズです。

目次

まずはウイルソンのシューズ展開をチェック!

ウイルソンのシューズは、大きく分けると「ケイオス」「ラッシュプロ」の2種類。

ケイオスが「軽量性」を重視しているのに対し、ラッシュプロは「安定性」を重視して作られたモデルです。

注目ポイントは、打球の質を高める「4Dサポートシャーシ」

 

ここだけでも語っておきたいほど重要なのが、ソールの小指側からななめに搭載されている樹脂パーツ

黄色の方向には、ねじりやすい(曲げやすい)ので、重心の移動+回転運動をサポート!

反対に、青の方向には、ねじれにくい(曲がりにくい)ので、外に体重が逃げづらくなっています。

アシックスの「TWISTRUSS」やミズノの「D-Flex Groove」も、ここまで大きなパーツではないですが、ななめに搭載されていました。

[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 重心移動のために搭載する「曲がりやすさ調整パーツ」は、最近のトレンドと言えそうです。 [/chat]

アウトソールは「ハーフ」ながら、しっかり踏み込めます


先ほどの樹脂パーツ(シャンク)に合わせて、ソールのパターンも変わっていることから、グリップ力も高く感じます。

また、アウトソールが部分的にサイドまで覆っているほか、硬い素材でつま先をガード。

必要な箇所にはしっかり耐久性を確保し、足本来の動きを邪魔しないようになっていますね!

サイズ・カラー展開

オールコート用、オムニ・クレー用ともに、
メンズサイズとして、

  • 「エボニー × ブラック × インフレアード」

レディースサイズとして、

  • 「ロリポップ × ホワイト × ピーコート」

が展開中。

そのほか、
メンズのオールコート用として、

  • 「ロリポップ × ホワイト × ピーコート」
  • 「ホワイト × ショッキングオレンジ × ブラック」(2020年パリモデル)

も販売されています!

オールコートモデルはこちら

オムニ・クレーモデルはこちら

実際に履いてみると、

シューズ重量は 350g(公式) ですが、もっと軽く感じます。

地面との距離が近く、かかとのクッション性は少ないですが、前足部のクッション性は◎。

通気性もいいので、長時間履いていても意外とと疲れにくいタイプかと。

僕のフットワークが微妙なため、壁があるように止まれるのは実感できなかったんですが、

ショットを打つときの蹴り出しは、本当にスムーズでした!

[chat face=”tenikoala_smile1.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 足からの力を使うのが下手だと感じている人ほど実感できるはず(僕がそうだから) [/chat]

いつもより、しっかりボールを引きつけてショットできる感じがしましたよ。

レビューまとめ(ラッシュプロ3.0がオススメの人)

ラッシュプロ3.0は、安定性モデルながら、圧迫感のない履きごこちで疲れにくいテニスシューズだと感じます。

  • ガニ股などで、体重が外に逃げがちな人
  • 軽すぎず重すぎず、安定感のあるバランスのいいテニスシューズを探している人

にオススメします!

[chat face=”tenikoala_smile1.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] この蹴り出しの良さは、一度試して欲しい! [/chat]

▼オールコートモデルはこちら

▼オムニ・クレーモデルはこちら

似たシューズの紹介

アディダス – ソールコートブースト

が近いかな~と感じました。

履いた感じは似ていますが、ブーストのほうがクッション性・反発性が高くなる分、重量も増します。

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