- 通気性がアップしたアッパー
- 変わらない体重移動のスムーズさ
今回紹介するラッシュプロ3.5は、快適に履けて、全身を使ってボールが打てるテニスシューズです。
まずはウイルソンのシューズ展開をチェック!
シューズ名 | ||
シューズ幅 | 対応コート | 重量 |
アウトソール | ガッチリorしなやか | |
![]() ケイオス3.0 | ||
やや細い | オールコート オムニクレー | 軽め |
ハーフ | しなやか | |
![]() ケイオス3.0 SFT | ||
やや細い | オールコート | 軽め |
ハーフ | ややしなやか | |
![]() ラッシュプロ3.5 | ||
やや細い | オールコート オムニクレー | 普通 |
ハーフ | バランス型 | |
![]() アンプリフィール2.0 | ||
やや細い | オールコート | 普通 |
ハーフ | ガッチリ |
前作「ラッシュプロ3」の時点で、かなり完成されたモデルだったため、今回大きな変更はされていません。
良い部分はそのままなので、すこし変化した部分に着目していきましょう!
注目ポイントは、より快適になったアッパー
なんとなく見ただけではわかりませんが、全体的にメッシュが増え通気性がアップしたとのこと。
おそらく、側面にあった「ウイルソン」ロゴの位置が変わったことによって、その部分をメッシュに置き換えれたのかなと推測します。

また、テニスシューズには必須とも言えるシューズ内側の補強パーツが大きくなりました!

アウトソールは「ハーフ」で、脚の力が使いやすい構造です
アウトソールに関しては、3.0とまったく変わっていないですね。

「OC」モデルのソールパターンは、オムニコートでのグリップ力がすごい高いので、しっかり止まりたい人にオススメ。
また、中足部にちらっと見える「4Dサポートシャーシ」は、ラッシュプロ一番の魅力!

ななめに搭載された樹脂パーツが、シューズがねじれる向きを調整。
ボールを打つときの重心移動をサポートしてくれるので、脚からの力を使いやすくなっています!
サイズ・カラー展開
サイズは、
メンズが「25.0~29.0cm」
レディースが「22.5~26.0cm」
で展開中。
また、カラーは、
オールコート用として、
- メンズ・レディース: 「ホワイト×パールブルー」
- メンズ: 「インフレアード×ブラック×パールブル(赤系)」
- メンズ: 「ブラック×オレンジタイガー×ホワイト(黒系)」
- レディース:「マヨルカブルー×アウタースペース×ホワイト(青系)」
- レディース:「ホワイト×オレンジタイガー×ブラック(白系)」
オムニ・クレー用として、
- メンズ: 「ブラック×オレンジタイガー×ホワイト(黒系)」
- レディース:「マヨルカブルー×アウタースペース×ホワイト(青系)」
のラインナップとなっています(2021年6月現在)。
オールコートモデルはこちら
オムニ・クレーモデルはこちら
実際に履いてみると、工夫されたフィット感と体を使って打てる感じがGOOD!
シューズ重量は 348g 。この重さは、テニス経験者にとって「ちょうどいい重さ」だと思います。
まず、ラッシュプロは履きやすさを保ったまま、タンが落ちてこない工夫がされています。

インソールからタンへとパーツがつながっているので、シュータン一体型といっても差し支えないほど、フィット感が高いです!
動いてみると、体重移動がとにかくスムーズ。
蹴り出す動作が自然というか、このシューズが脚本来の動きへと補正してくれます。
そのおかげもあって、フットワークはもちろん、全身の力を使ってボールを打ちやすいんです!

僕は脚からの力を使うのが下手なので、初めて履いたときは感動すら覚えました。
耐久性は高いとは言えませんが、週に1~2回4時間ほどプレーするくらいなら問題なし!
レビューまとめ(ラッシュプロ3.5がオススメの人)

今回のラッシュプロ3.5は、履きやすさはそのままに、より履きやすくなったテニスシューズと感じました。
- 今以上に打球の質を高めていきたい人
- 軽すぎず重すぎず、週1~2回プレーするのに最適なシューズを探している人
にオススメします!
▼オールコートモデルはこちら
▼オムニ・クレーモデルはこちら
似たシューズの紹介
ダンロップ – ランチャージ
体重移動のスムーズさは同じかな。
ただし、ランチャージは全体的に固めでシューズ自体も重いので、さまざまな人に合うのは今回のラッシュプロ3.5を。
ハードなプレーでの耐久性を重視する人は、ランチャージを選びましょう!