▼新モデル情報
こちらのモデルは、新モデルが発売されています
→ ウーバーソニック4 のレビュー【テニスシューズ観察記#34】
[box02 title=”このシューズのポイント”]
- シュータン一体型で快適な履きごこち
- どのサーフェスでも動けるグリップ性能
- 地面とのダイレクト感が強いフラットなソール
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オールコートではなく、マルチコート。
ハードコートはもちろん、オムニコートでもクレーコートでも、すべてのコートに対応したアウトソールのことです。
今回紹介するアディダス「ウーバーソニック3」は、オムニでも安心して使用でき、安定性が優れる「マルチ」なテニスシューズです。
まずはアディダスのシューズ展開をチェック!
アディダスのテニスシューズといえば、昔からガッチリとした作りが特徴で、足を支えるというよりも、足を守るイメージ。
ウーバーソニック3は、そのイメージから少し外れていて、素材的にも固すぎず、しなやかに履けます。
注目ポイントは、シュータン一体型で最高の履きごこちを提供するアッパー
シュータン一体型というのは、アッパーとタンが一つのパーツになっていて、つなぎ目がありません。
くつ下を履くような感覚で、足入れができ、幅広い人にフィットしやすい構造です。
全体的な機能性は、アディダス公式によると、
コート上の様々な動きに対応する軽量テニスシューズ。
オールラウンドプレーヤーのために設計したテニスシューズ。
軽量のインターロッキング ファイバーシステムの採用により、アッパーが足にしなやかにフィット。
サポート力のあるシャーシが高い安定性を発揮し、アグレッシブなショットにつなげる。
ミッドソールに配した反発力のあるクッショニングがジャンプや着地時の足を支え、耐久性のあるアウトソールが様々な路面での激しいテニスの動きをサポートする。
(出典:adidas Online Shop – UBERSONIC 3 MULTICOURT)
とのこと。
このアッパーは、蹴り出すときに足が曲がる部分を、サポートするようにラインが入っていて、余計な負荷がかからないように工夫されています。
アウトソールは「フラット」で、しっかり踏み込める
全面が同じパターンで構成されていて、中足部に樹脂パーツが組み込まれていないので、裸足に近い感覚が得られます。
一般的なモデルより足を曲げやすいのですが、「曲がりやすいほうがいいのか」って言われると難しく、蹴り出しのサポートは少ないので、自分で地面を蹴る意識を持つことが大事になります。
ちょっとわかりにくい表現かもしれませんが、ラケットで言う“しなりやすさ”に似ているのかなと。
カラー展開
2020年FWの新作として、コアブラック×シグナルピンクが展開中。
また、在庫次第では、シグナルグリーンも手に入るかもしれません!
どのサーフェイスにも対応しているマルチコートモデルはこちら
実際に履いてみるとは、高いグリップ性能と地面へのダイレクト感が強い
シューズ重量は370gと普通くらいですが、フィット感が高いためもう少し軽く感じました!
印象的だったのは、地面へのダイレクト感の強さ。
クッション性は十分にありつつも、ペタペタと地面を踏みしめ、指先の感覚まではっきり感じ取れます!
また、多少使い込んだオムニ用のシューズより、しっかり止まれるのにもびっくりしましたね。
[chat face=”tenikoala_smile1.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 正直なところ、オールコート用とオムニ・クレー用の中間くらいかなと考えていたので、予想以上のグリップ性能でした [/chat]
レビューまとめ(ウーバーソニック3マルチコートがオススメの人)
ウーバーソニック3マルチコートは、高いフィット性能とグリップ力で、地面をしっかり掴んで動けるテニスシューズだと感じました。
- いろいろなコートでプレーする人
- 反発力よりも、地面をしっかり踏む感覚を重視したい人
にオススメします!
サーフェスごとに使い分ける経済的な負担がも減りますし、どこのコートに行っても同じ感覚のシューズでプレーできるのは、大きな安心感がありますね。
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