▼新モデル情報
こちらのモデルは、新モデルが発売されています
→ エアズームヴェイパープロのレビュー【テニスシューズ観察記#40】
- 前作よりもシューズ重量が軽くなった
- メッシュ素材による快適な通気性
- 工夫されたアウトソールにより、フットワークがしやすくなった
今回紹介する「エアズーム ヴェイパーX」は、「軽量性と高いフットワーク性能を併せ持つ」テニスシューズです。
まずはナイキのシューズ展開をチェック!
シューズ名 | ||
シューズ幅 | 対応コート | 重量 |
アウトソール | ガッチリorしなやか | |
![]() エアズームヴェイパープロ | ||
標準 | ハードコート | 軽め |
セパレート | しなやか | |
![]() リアクト ヴェイパー NXT | ||
標準 | ハードコート | しっかり |
ハーフ | バランス型 | |
![]() エアズームヴェイパーケージ4 | ||
標準 | ハードコート | しっかり |
フラット | ガッチリ | |
![]() エア ズーム GP ターボ | ||
標準 | ハードコート | しっかり |
セパレート | ガッチリ |
注目ポイントは、メッシュ素材による快適性と軽量性

前作の「ヴェイパー9.5ツアー」と比べて、アッパーのメッシュ部分が広くなりました。
アッパー全体が薄くなっているほか、通気性がかなりアップしています。
また、メッシュ素材のおかげでシューズ重量も軽くなりました。
ただ軽くするだけでなく、シューズ外側の側面にある樹脂パーツを増やし、足が外に流れていかないように強化してあるのも◎。
アウトソールは「ハーフ」ながら軽快なフットワークができます

一見、フラットのように見えますが、土踏まずあたりは地面と触れないような作りになっています。
ニューバランス「996」のオールコート用モデルと同じような形状です。
フラットソールによる柔軟性を残したまま、接地面が少なくなることで足取りの軽さがアップ。
そしてもうひとつ、シューズのサイドに少し「出っ張り」ができました。
この出っ張りによって、アウトソールの横方向への接地面が広くなるので、踏みしめる安定性がアップしています。
ここがヴェイパーXの面白い部分で、
- シューズが屈曲しやすくなるようアウトソールの内側は、接地面を減らす
- 左右への動きに関わるアウトソール外側は、接地面を広げる
という工夫がしてあります。
サイズ・カラー展開
ヴェイパーXは、ハードコート用モデルのみ。
メンズサイズ:25.0-29.0
レディースサイズ:22.5-26.0
となっています。
カラーは、限定カラーも含め、さまざまなカラーが出ています。
ここでは書ききれないので、ぜひリンクから探してみてください!
ハードコートモデルはこちら
実際に履いてみると、ちょうどいい軽さとしっかりした硬さがありました。
シューズ重量は 368g と平均的な重さ。
この作りからすると、もう20gくらい重くても不思議じゃないのですが。
それくらいしっかりしているのに、軽く仕上がっています。
横幅に関しては、他のメーカーと比べると少し細め。
注目ポイントでも取り上げましたが、ヴェイパーXはメッシュ素材のためアッパーが薄いです。
その薄さと横幅の細さが相まって、親指の付け根あたりでシューズ内側にある補強パーツの硬さを感じやすいのが気になりました。
そのほか、靴ひもを「緩める・締める」がしやすかったのがお気に入りです。
レビューまとめ(エアズーム ヴェイパーXがオススメの人)
エアズーム ヴェイパーXは、ガッチリ系のようなフットワークが可能な軽めのテニスシューズだと感じました。
- しっかりフットワークしたいけど、できるだけ軽いシューズが欲しい人
- 横幅が細めで、安定感の高いモデルを探している人
にオススメします!
ハードコートモデルはこちら
似たシューズの紹介
・耐久性なら、ウーバーソニック3
・フットワークの軽さなら、ヴェイパーX
になるかなーと思います!