VCORE PRO 100(2021)をゲーム形式でプレーした感想(インプレ)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2022/06/vcorepro100-2021_1-680x850.jpeg)
ストローク:やや直線的なボールが飛んでいく
5段階評価
打感は前作よりも柔らかめ。それに伴ってボールの飛びも前作より控えめに感じました。
お気に入りポイントは、スライスの打ちやすさ。打感もいいので、ついつい打ちたくなっちゃいます!
スピンは自分でかけていく必要がありますが、100インチということもあり、かかりにくくはないです!
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
それでも直線的なボール軌道になりがちなので、深く打つ必要があります
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
ネットプレー:強いボールにも負けない
5段階評価
弾きよりも「乗り感」が強調されていて、ボールをコントロールしやすかったです!
サーブ&ボレーなど余裕がないときのボレーでも、面ブレを感じにくかったのが印象的でした。
勝手に飛んでいってはくれないけど、面を合わせることさえできれば、なんとかなります!
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
打感だけなら、前作よりこっちのほうが絶対いいですね
サーブリターン:可もなく不可もなく
5段階評価
サーブでは、ストロークと比べてスピンのかかりがよかったです!
ただ、サーブを助けてくれるラケットではないので、自分からしっかり振ることが前提になるかなと。
スライスサーブ・スピンサーブともに、いつも通りの回転量はかけることができました!
リターンに関しては、コントロール性能を生かしやすいです。
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
僕は苦手だけど、ダブルスでロブを上げたりだとか、ブロックするようなリターンとマッチする気がします!
VCORE PRO 100(2021)の頼もしいところ
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2022/06/vcorepro100-2021_2-680x383.jpeg)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2022/06/vcorepro100-2021_2-680x383.jpeg)
固さを感じない、しっとりした打感
最近のテニスラケットは、芯がありながらも衝撃が吸収された打感が多い中で、今作のVCORE PROは「柔らかさ」が強調されているなと感じました。
軟式の野球ボールを打った感覚に近くて、手にはいい意味で鈍く心地のいい感触が伝わってきます。
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
僕は苦手だけど、ダブルスでロブを上げたりだとか、ブロックするようなリターンとマッチする気がします!
フェイスのどこにあたっても安定してる面剛性
フレーム厚が増したことで、打ったときの面の安定性が高くなっています。
ヘッド形状「アイソメトリック」と合わせて、スイートスポットの広さを実感!
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
どこに当たったとしても、打ち損じしにくい安心感があります
VCORE PRO 100(2021)に求めちゃいけないところ
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2022/06/vcorepro100-2021_4-680x383.jpeg)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2022/06/vcorepro100-2021_4-680x383.jpeg)
「だれでも」ではなくなった
たしかに安定はしているけど、ラケット自体のパワーは前作よりも減少しています。
弾き感はほぼないので、自分自身のパワーが必要。
ただし、ストリングで調整できる範囲だと思うので、飛びのいいポリやナイロンと合わせるのがオススメです!
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
前作が「プロ」の割に扱いやすかっただけで、これが正しい姿なのかも…!
【結論】VCORE PRO 100(2021)は「ヨネックスらしさ全開の”ぶれない”」テニスラケットである
全体的なまとめとして「GRAPHERE360+ ラジカルMP」を打ったときと同じく、昔のヨネックスラケットっぽさを感じました!
個人的には前作のほうが好きですが、それはヨネックスユーザーじゃないからかもしれません。
弾きは控えめに、ボールの感触を捉えやすいフレーム。
面の安定性は最高レベルなので、パワーを重視しないならぜひ打ってみて欲しいラケットです!
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
![](https://tennismaterials.com/wp-content/uploads/2020/03/tenikoala_11-300x300.png)
10年前くらいのRDiS(?)あたりのラケットが好きな人と相性がよさそう!
- 元来からのヨネックスのラケットファン
- ストローク多めのボレーヤー
におすすめします!