- 薄い膜のようなタンはフィット感よし
- お手頃価格で入門用としてもOK
- 大きなロゴが印象的なスマートなフォルム
今回紹介するニューバランス「MCH896/MCO896」は、「ピッタリ沿うようなフィット感」が特徴のテニスシューズです。
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まずはニューバランスのシューズ展開をチェック!
シューズ名 | ||
シューズ幅 | 対応コート | 重量 |
アウトソール | ガッチリorしなやか | |
![]() MCH896/MCO896 | ||
標準 | オールコート オムニクレー | 軽め |
ハーフ | しなやか | |
![]() FuelCell 996 | ||
標準 ワイド | オールコート オムニクレー | 軽め |
フラット | しなやか | |
![]() FRESH FOAM LAV | ||
標準 細い | オールコート オムニクレー | 普通 |
フラット | ややガッチリ |
以前よりあった896シリーズですが、デザインも一新して、モデルチェンジ!
大きなロゴを採用し、ランニングシューズのような見た目になっただけでなく、より軽く、より快適な機能性を持ったシューズとなりました。
注目ポイントは、薄い膜のような形状のタン

ランニングシューズのような見た目どおり、アッパーは全体をメッシュ素材で構成。
穴が開きやすいため、強化すべきポイントのシューズ内側(画像の赤色部分)も、固い素材は使用せず。
耐久性は最低限を確保するだけに留めて、軽さと快適性に舵を切っています。
個人的に一番おどろいたのは、このタン部分です!

一般的には履きごこちを優しくするために、タンにはクッション性のある素材を使いますが、この896はその逆。
薄い膜のような形状で、足の甲を包むのではなく、添える感じに近いです。
アウトソールは「セパレート」で、軽快に動ける

ハーフにしてもよかったんですが、中足部の樹脂パーツが大きかったので、セパレートのほうがいいかなと。

三角形の樹脂パーツは、靴が曲がるラインを決める役割が主で、大きな力を必要とせずに蹴り出すことを可能にしてくれます。
実際に履いてみると、圧迫感のないフィット感と柔らかさで、一歩一歩が蹴り出しやすいです

シューズ重量は27.0cmで 305g と、かなり軽い部類に入ります。
軽いモデルは幅が狭いことが多いんですが、MCH896/MCO896はそうでもなく、どなたでも履きやすい標準的な幅になっています。
メッシュ素材のアッパーはサポート力が強くないものの、しなやかさがあるので、蹴り出しで足の指の動きを妨げません!
そして、さきほど「薄い膜のよう」と表現したタンは、予想以上にフィット感がいいです。
靴ひもも平らなタイプを使っているので、クッション性がなくても食い込んできませんし、通気性の良さも相まって、「厚手で丈夫な靴下」の延長線上にあるような履きごこちでした!
レビューまとめ(MCH896/MCO896がオススメの人)
MCH896/MCO896は、動きの多いテニスにも対応できる、快適性を大切にしたテニスシューズだと感じました。
- 快適性と軽さを最重視したい人
- 前後左右にボールを追いかけまくって、勝ちにいきたい人
にオススメします!
お手頃な価格で手に入るので、入門用として最初の一足にもいいですよ!
◎オールコートモデル(MCH896)はこちら
◎オムニ・クレーモデル(MCO896)はこちら