アディダスといえば、ティーム・ズベレフ・チチパスなど、今活躍しているプレーヤーが着用していることもあり、目にする機会も多いですよね。
販売しているテニスシューズは、一昔前までとにかく丈夫で安定性の高いモデルが中心でしたが、今は軽くて動きやすいモデルも展開しています。
そんなアディダスのテニスシューズから、
- ウーバーソニック4
- ソールマッチバウンス
- ソールコートブースト
の上位モデルをピックアップ。
それぞれのサイズ感や注目ポイントなど、履き比べてみた感想をお届けします。
最適なフィット感と優れた反発性を持つ「ウーバーソニック4」
ウーバーソニック4のサイズ感
ウーバーソニックは、シュータンとアッパーがひとつとなった「シュータン一体型」です。
足を包み込んでくれると言うよりは、足の形に沿ってフィットするくつ下のような履きごこち。
横幅は、前作「ウーバーソニック3」と比べると少し細くなりました。
また、かかと周りはあっさりしていて、全体的な仕上がりとしてくるぶし丈のソックスを履いている感
覚に近いです。
ウーバーソニック4のポイント
今回のウーバーソニックは、新素材「ライトストライク」で反発性がアップ!
シューズ自体も軽量化され、軽すぎず重すぎず、疲れにくい重さかなと。
クッション性はそこそこに、地面と近い感覚が走れ、かなり軽く動けるモデルとなりました。
アウトソールは、「オールコート用」と「マルチコート用」の2種類が販売中。
ただ、どちらのソールもサーフェイスを選ばず使えるグリップ力を発揮してくれるので、お好きなデザインで選んでもらって大丈夫です!
ちょっとだけ気になった点
履きごこちとして、柔らかさよりも反発性が重視されているモデルです。
しっかり足を包んでくれて柔らかいクッション性があるテニスシューズとは正反対。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 反発性を生かして素早く動きましょう [/chat]
また、さきほども触れましたが、サイズが少し細くなったので、前作を使っていた人は注意です。
ウーバーソニック4の評価・感想まとめ(オススメできる人)
ウーバーソニック4は、耐久性もそこそこあり、弾むようなフットワークですばやく動けるテニスシューズです。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 「楽に動きたいけど、安定性を考えると、ちょっと軽いシューズを履くのは不安」のようなお考えの人にオススメです [/chat]
適度なクッション性で足の負担が少ない「ソールマッチバウンス」
ソールマッチバウンスのサイズ感
ソールマッチバウンスは、ウーバーソニックと比べ、横幅は広めです。
おそらくアディダスの中では、一番ゆとりがあるかと。
また、履きごこちとしては、メッシュ構造で通気性もよく、足をしっかり包んでくれます。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] アッパー素材もそこまで固くなく、足を優しく守ってくれるイメージです。 [/chat]
ソールマッチバウンスのポイント
ソールマッチバウンス一番のポイントは、ミッドソールに使われているバウンスフォーム。
クッション性と屈曲性に優れていて、足本来の動きを邪魔しないのが特徴です。
今回紹介している3種類のモデルの中では、一番クッション性がよく、なおかつ裸足に近い感覚で動けます。
サポート力はそこまで高くありませんが、どのくらい力を入れているのかわかりやすいので、自然な履きごこちを探している人にぴったりかなと。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] ウーバーソニックとは打って変わって、普段履くスニーカーのようなモデルに仕上がっています。 [/chat]
ちょっとだけ気になった点
このソールマッチバウンスは、とてもいいシューズですが、どうしても気になる部分がひとつ。
シューホールの形状が特殊で、靴ひもが緩めにくく、履いたり脱いだりがしにくいんですよね。
ほかのテニスシューズよりも、しっかりフィットさせるために労力がかかります。
時間をしっかりかければ調整できるので、プレー前に余裕を持って履く時間を確保しましょう。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] もしくは、ウイルソンのケイオスシリーズで導入されている「クイックシューレース」にすれば、かなり改善されると思います [/chat]
ソールマッチバウンスの評価・感想まとめ(オススメできる人)
ソールマッチバウンスは、「快適な履きごこちと必要十分な機能性を持った」テニスシューズです。
毎回の履き脱ぎは、正直なところちょっとめんどくさいです。
そこだけ乗り越えられるのであれば、フィット感のある履きごこちと自然なクッション性で、長時間のプレーでも快適に過ごせるでしょう。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 「すごく動くわけではないから、反発性よりもクッション性が大事」とお考えのダブルスプレーヤーにオススメしたいテニスシューズです [/chat]
高い安定性でハードなフットワークに対応できる「ソールコートブースト」
ソールコートブーストのサイズ感
横幅はウーバーソニックとバウンスの中間くらい。
やや細めで、甲周りもやや低めに作られています。
テニスシューズにしては、かかと周りがスッキリとしていて、浅い履きごこちです。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] シューレース(靴ひも)が短いので、少しフィットさせるのは難しいけど、脱ぎ履きはしやすいです [/chat]
ソールコートブーストのポイント
ソールコートブーストの良さは、なんといっても安定感!
アッパーに散りばめられたドットをはじめ、守るべきところをガッチリ補強してあるのが特徴です。
また、ミッドソールの素材には「ブースト」フォームが採用され、クッション性もさることながら、反発力が高いモデルに仕上がっています。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] シューズ自体の重さもあるので、がっちり地面を踏みしめて蹴り出せるのも特徴! [/chat]
ちょっとだけ気になった点
安定性の高さゆえ、全体的に硬めの作りになっています。
なので、けっこうパワフルな人(筋力がある人)でないと、履きこなすのは難しいかなと。
[chat face=”tenikoala_11.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] あとは、靴ひもを結ぶときにしっかりとテンションかけないと、ぴったりとしたフィット感が得にくいので注意です [/chat]
ソールコートブーストの評価・感想まとめ(オススメできる人)
ソールコートブーストは、「ガッチリとした安定性と反発性で、力強くコートを走れる」テニスシューズです。
耐久性に優れているものの、重さもしっかりあるため、まだテニスを始めたばかりの人には難しいモデル。
その分、パワフルなプレーにもしっかり応えてくれる性能を持っています。
プレーする頻度が高く、耐久性+安定性を求めている人にピッタリのモデルです!
[chat face=”tenikoala_smile1.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] 浅めの履きごこちなので足首も動きやすく、スライドや切り返しの動作を多用する人にオススメ [/chat]
のテニスシューズを履き比べてみた感想まとめ
アディダスのテニスシューズは、それぞれ特徴的な機能性を持ったモデルで棲み分けられています。
重すぎない軽すぎないちょうどよさと、足に沿うようなフィット感がすばらしい!
反発性がいいので、これからフットワークをよくしていきたい人にオススメです!
ちょうど2足の中間くらいで、クッション性などバランスがいい!
若干の履きにくさはありますが、性能の高さは間違いないです!
パワフルなフットワークにも負けない丈夫さで、コート上をグイグイ動ける!
日々のハードな練習や試合に耐えられるモデルを探している人の期待に応えてくれるでしょう!
多くのプロプレーヤーが使用するアディダスのテニスシューズを、ぜひ一度履いてみてください。
[chat face=”tenikoala_smile1.png” align=”right” border=”gray” bg=”none”] デザインもオシャレなものが多いですよ [/chat]
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